タイトル マンチキン・カードゲーム
原題タイトル Munchkin
会社・出版社 Steve Jackson
デザイナー S.Jackson
プレイ人数 3-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「マンチキン・カードゲーム」は、RPGプレイヤーとなって、あの手この手で自分のキャラクターを強くする過程を風刺したカードゲームです。

最初に各プレイヤーが10まで数えられるマーカーと、サイコロを準備します。
ダンジョンカードとトレジャーカードをそれぞれよく切り、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。最初は各プレイヤーはレベル1の人間でクラスがありません。手札で種族、クラス、レベルを獲得できるならば、それらを表向きに公開します。

各プレイヤーは、先制権をサイコロを振って決め、その順番に手番をプレイします。
手番はいくつかの手順があります。
1、ドアを開ける
ダンジョンカードを1枚引いて、モンスターカードだった場合は戦闘になります。呪いだった場合は呪いの効果が適用されます。それ以外の場合は直ちに使うか、手札にするか選べます。
2、トラブル解決
モンスターカードをめくらなければ、手札からモンスターカードを出して戦闘を行えます。
3、部屋の捜索
モンスターを倒した場合、モンスターカードにあるトレジャーカードの枚数だけ引くことが出来ます。ただし自分だけで倒した場合は裏向きで引き、複数人で倒したら表向きで引いて交渉が起こり得ます。もしモンスターと出会わなかった場合は、ダンジョンカードを手札に入れられます。
なお手番の最中にアイテムの価格1000ゴールドごとに1レベル上げられます。
またアイテムはプレイヤー間で交換できます。

戦闘は自分のレベルにアイテムや種族などのボーナスを足して、相手のモンスターレベル以上ならモンスターを倒せます。戦闘の最中に戦闘を有利にさせるカードをプレイできます。
モンスターを倒した時のみレベル上昇があります。その場合はトレジャーカードを引けます。アイテムの武器、鎧、楯は手前に置きます。
ただし倒された時点で他のプレイヤーはそれに対抗したカードをプレイしても構いません。モンスターを倒せない場合は、助けを求めるために誰かに何枚かのトレジャーカードを交渉材料にするを決めます。
もしくは逃げ出すことを選べますが、逃げるのに失敗すると捕まってレベルダウンやアイテム喪失、死亡がありえます。
死んでしまったらアイテムをすべて失います。

レベルは強さの指標で、モンスターを倒せば基本的に上昇します。これをマーカーで管理します。
種族は人間以外の種族になった時点で特殊な能力を持ちますが、同時に不利な修正も加わります。混血をプレイすると2つの種族を混ぜることが出来ます。
クラスもさまざまな特殊能力で戦闘や探索を有利にします。スーパーマンチキンをプレイすると2つのクラスを混ぜることが出来ます。

最終的にモンスターを倒すことで、10レベルに最初に達成したプレイヤーがゲームに勝ちます。

非常に身に覚えのある内容のカードゲームです。レベルアップの方法も、マスターにポテトチップスを与えるとか、ルールの盲点をつくなどの方法だし、モンスターもプルトニウムドラゴンとか、訳分からないものがいっぱいいます。
「おっさん、マンチだて!」(謎)