タイトル 修道院殺人事件
原題タイトル Mystery of the Abbey
会社・出版社 Days of wonder
デザイナー B.Faidutti, S.Laget
プレイ人数 3-6人
対象年齢 8+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「修道院殺人事件」は、修道院で起こった事件の真相を暴き、犯人を探し当てるゲームです。

各プレイヤーの色のコマをチャペルに置き、容疑者シートを推理メモに挟んで各プレイヤーに配ります。
図書館カード、写字室カード、イベントカード、地下室カードともによく切って山札にします。容疑者カードをよく切って1枚抜きます。これが犯人となります。
スタートプレイヤーはベルと年代順のミサカードを受け取り、1番のカードの上にベルを置きます。またダイスを振って懺悔部屋に置きます。

手番になったら以下の順序でゲームを進めます。

1、ミサのベルを動かす。
スタートプレイヤーに手番が回ってきたら、ミサカードのベルを1マスだけ移動させます。4のところにあったら、ミサが行われます。

2、コマを移動させる。
自分のコマを好きな方向に2マス必ず移動させます。

3、遭遇
もし他プレイヤーのコマがいる部屋で移動が終わったら、相手に質問をします。
このとき質問されたプレイヤーは以下のいずれかの対応を行います。
・黙秘をすることで質問に答えない
・質問に答え、質問した相手に質問を返します。
質問は容疑者の名前を答えにしなければ、どのような質問でもかまいません。

4、自分のコマのある部屋のアクションを行います。
懺悔部屋では最後に訪れたプレイヤーより容疑者カードをランダムに引きます。カラーダイスで最後に訪れたプレイヤーをあらわします。
個室はその色のプレイヤーからランダムに1枚引きます。
写字室は写字室カードを引いてその指示に従うか手札として持ちます。
図書館は最も手札が少ないプレイヤーのみ入ることができその指示に従います。図書館には1ゲームに1回しか入ることができません。
客間は容疑者カードの山札を引くか、山札がなければ他のプレイヤーに対して特徴を提示して容疑者カードを見せるように請求できます。
地下室は地下室カードを引いて手札にし、このカードを使うことで追加の手番を行います。
集会場は告発と告訴を行えます。

4ターン目が終わるとミサが行われます。
ミサの間はコマはチャペルに置かれ、容疑者カードを1枚以上左隣に渡します。さらにイベントカードを引いて効果を適用し、スタートプレイヤーが移動します。

集会場は告発と告訴を行えます。
告発は公開された発表を行うものであり、まだ告発されていない犯人の特徴を宣言します。ゲーム終了時に告発が正しければボーナス、間違えていればマイナスになります。
告訴は容疑者カードの山札が切れてからしか行えません。自分が犯人と思われる容疑者を公表します。もしその容疑者のカードを他のプレイヤーが持っていればそのプレイヤーはチャペルへ移送されマイナス点になります。
告訴が正しければボーナス点を受け取り、ゲームは終了します。

正しく告訴が行われ、勝利点を合計して最も点数が高いプレイヤーが勝ちます。

推理ゲームと特殊能力ゲームの融合がちょっと不思議なゲームです。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介