「NBAショウダウン2002」は、実際のNBAの選手をプリントしたカードを使って遊ぶ、バスケットボールのトレーディングカードゲーム(TCG)です。スターターにはスター選手が16人登録されています。 最初に選手のポジション分けを行い、ポジションごとにマッチアップを決めます。控えの選手も準備しておきます。各プレイヤーの得点、リバウンドとアシストのマーカーは0に合わせます。 戦略カードもよく切って、各プレイヤーは7枚引きます。 このゲームは4ピリオドに分かれます。 先攻から順番に、行動する選手を1人決めていきますます。各ピリオド選手は1回ずつ行動できます。 その選手は、対戦相手に対してスピードで攻撃するかパワーで攻撃するかを決めます。対戦相手よりもその能力が優れていれば、その差分だけ後のダイスロールにプラスされます。 もし止めきれないと考えた場合は隣接ポジションを用いてダブルチームを行い、一時的にディフェンスを強化できますが、その分本来のポジションのディフェンスは能力が落ちます。 お互い戦略カードの効果を適用していきます。ここでショットチェックを用いる場合は、各選手のショット能力にて判定します。 最終的にここでダイスロールを行い、選手の能力差や様々なカードなどの効果を適用して判定を行います。結果によって各選手の表で示された数値が、このピリオドで得た得点を表します。ダイスロールの結果が良ければ、アシストパワーやリバウンドに反映されます。無修正のダイスロールが19以上ならばその選手は絶好調ということになり+4の修正が付きますが、2以下を振ってしまったらスランプで-4のペナルティがつきます。これらは打ち消し合います。 このように獲得したアシストパワーは、ダイスロールを行う前に有利な修正値として還元できます。このポイントはピリオドをまたいで保持できます。 またリバウンドは相手と自分の比較グラフになっていて、各ピリオドの終了時にグラフの状態によってどちらか片方に得点をもたらします。 各ピリオドが終わったら、第4ピリオドと延長を除いて戦略カードを3枚補充します。またリバウンドを0の状態に戻し、再び各選手を使用可能状態にします。 なおアシストは保持できます。 各ピリオドの初めに、不調な選手を交代できます。 最終的に4ピリオド終了時点で点数を比べ合って結果を出します。 バスケットボールはテンポの早いゲームなのですが、NBA特有のマッチアップという概念をうまく生かした鋭いゲームです。 |