タイトル 石器時代
原題タイトル Neolithibum
会社・出版社 Fun Connection
デザイナー H.Bilz, P.Gutbrod
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 2
1992年10位
入手難、絶版

「石器時代」は原始人が石を置くことで自らを誇示し、スカルパズルを完成していくゲームです。

木の切り株を中央に置き、石を3種類の大きさに分け、石切り場に置きます。食糧チップとスカルパズルのピースをそれぞれ良く混ぜて、それぞれを別の袋に入れ、ハンディキャップカードを良く混ぜて準備します。プレイヤーは5枚の食糧チップ、6枚の石器カード、スカルパズルのボードを受け取ります。

各プレイヤーは順番に石器カードを伏せて、先端を誰に向いているかを判るように出します。全員揃ったら石器カードを公開します。

公開した結果を手番プレイヤーから行います。
切り株に”石を積む”行為は、3種類どれかの石を積むことが出来ます。より大きい石は食糧を多く消費しますが、成功した場合にはスカルパズルのピースを多く引くことが可能です。ただし石を積む際、”あざ笑い”を受けることで、ハンディキャップカードに示されたペナルティを受けます。これには”利き手と反対を使う”とか”人差し指しか使えない”とか、ひどいのになると”股の間から手を伸ばして置く”などのペナルティがあります。なお”あざ笑い”が成功すればスカルパズルを1枚引けます。
なお”石を積んだ”ときに、周りはブーイングをすることが出来ますが、食糧チップを比べあって決着し、スカルパズルを奪えます。

反対に”食糧確保”は5枚の食糧を確保できますが、”横取り”が出されていたら、”食糧確保”に行ったプレイヤーの食糧を横取りします。ただし”横取り”は2つ以上出したら打ち消し合います。

切り株に”石を積む”ときに崩れてしまったら、崩したプレイヤーはスカルパズルを1枚捨てて、切り株の上の石をすべて石きり場に置きます。また1ラウンドで誰も石を置かなかったら、全員スカルパズルを1枚捨てるか、切り株に石を置くかしなければいけません。

スカルパズルを引く場合、袋から見ずに引くか、石を崩したときに捨てられたスカルパズルの捨て場から引くことが出来ます。ただしスカルパズルは各種1枚ずつ必要ですので、既にあるものを引いてしまった場合は捨て場に捨てられ、替わりを引くことは出来ません。

最終的に最初に9つのスカルパズルのピースを作ったプレイヤーが勝ちです。

非常にユーモラスで、手先の器用さとプレイヤー同士の読みあいを兼ね備えた、非常に変わったゲームです。
問題はスカートはいている女性の方や、体が純粋に固い方は結構しんどそうな気がします。あと、石はよく洗いましょう。かなりほこりっぽいです。