タイトル 信長最大の危機
原題タイトル Nobunaga: the most crisis
会社・出版社 Game Journal #49
デザイナー F.Nakamura
プレイ人数 2人+
対象年齢 14+
プレイ時間 180分
難易度(5段階、易1<難5) 5

「信長最大の危機」は1570年における、織田家と反織田勢力の戦いをシミュレートしたウォーゲームです。

駒を陣営ごとに分け、政治カードを混ぜて山札にする。各陣営はセットアップシートによって決定されます。行動チップをよく混ざるものに入れます。

各ターンの最初に行動チップを引いて、引かれた勢力の手番がやってきます。

手番がきたら、まず本拠地から連絡線が自分のそれぞれの軍勢に引けるかどうかを確認します。連絡線が引けず、篭城もしていない軍勢に対しては、行軍ならび戦闘に対してペナルティーを受けます。

その次には、ターンの始めに使うことが出来る政治カードを、況に応じて使用できます。
続いて調略で、これは調略能力のある武将のみ行えます。政治カードを用いてカードに示された武将とその戦力を寝返らせることが出来ます。調略は何枚でも使え、場合によっては大名家そのものも寝返らせることが可能です。

行軍はサイコロを振ってその回数だけの行軍ポイントが割り当てられます。1行軍につき太い街道なら8戦力、細い街道なら4戦力行軍できます。京を支配していたら行軍のボーナスがあり、また連続移動も可能ですが、戦力の分散や相手をすりぬけることは出来ません。もちろん相手戦力と同じ場所に入ったら合戦になります。

合戦には野戦と篭城があります。
野戦は主将武将の野戦能力にサイコロの数字を足したものを比べ合い、野戦表によって結果が判定して攻撃サイドが決定されます。
攻撃する側は戦力の数に主将の修正分を加えてサイコロを振り、6の目の数だけ相手に損害を与えます。これを繰り返し、隣接エリアに退却するか全滅するまで繰り返されます。
篭城は最初に篭城側が攻撃を行い、その後包囲側が攻撃を行う。篭城側は砦修正などを使うかわりに、篭城側は包囲が解けるまで動くことは出来ません。
合戦が除去された戦力は補充用の場所に戻り、砦を征した数に応じて政治カードを補充できます。

もし終了が引かれた場合、各勢力ごと本拠地以下支配エリア5つごとに1戦力補充され、それらが任意の自分の支配エリアに配置されます。
また京を支配するプレイヤーはカードを1枚引き、部隊の再編成と特定武将の病死判定を行い、最後に行動チップを混ぜなおして次のターンに進めます。

基本的に30ターン終了時点で京を支配しているプレイヤーが勝ちますが、織田信長が討ち死にした場合は信長プレイヤーが敗北します。

同人誌の付録でありながら、非常に優れた戦国ウォーシミュレーションゲームです。
これとともに戦国大名系の時代小説かNHK大河ドラマ(特に「秀吉」か、「信長-King of Zipang」)を見ておくことをお薦めします。