「オーディンのカラス」は、オーディンの使者であるカラスとなり、より早く遠くまで伝令を伝えることを目的としたゲームです。 最初に地形カードをよく切って場に9枚並べ、残りは山札になります。 地形カードの左端にプレイヤーのカラスを置きます。 魔法の道カードをよく切り、一番上を表向けます。 各プレイヤーは自分の飛行カードとオーディンカードをよく混ぜ、5枚を手札とします。 手番になったら、各プレイヤーは手札から3枚と追加山札から3枚プレイできます。 なお追加山札の構築は、手札からのプレイに含まれます。 1、自分の追加山札の構築 プレイヤーは手札から、追加山札を構成することが出来ます。 追加山札に手札のカードを表向きに積んでいきます。 以後この追加山札からも3枚までプレイできますが、これをプレイする場合は、必ず1番上からプレイしていかなくてはいけません。 この山札に上限は無く、また中の構成を確認することは出来ますが、順番を入れ替えることは出来ません。 2、カラスの飛行 プレイヤーのカラスは飛行カードをプレイすることで、次の地形へと移動できます。 連続する地形は、1枚の地形カードでその地形の一番先頭まで移動できます。 また該当する地形がない場合、同じ地形を2枚使って異なる地形に移動できます。 3、魔法の道カードの購入 表向きになっている魔法の道カードを、指示された飛行カードかオーディンカードを支払うことで購入できます。購入のために支払ったカードは捨て札となり、購入した魔法の道カードは分かるように脇に置いておきます。 魔法の道カードが買われたら、次のカードを表向きにします。 4、オーディンカードのプレイ オーディンカードをプレイすると、書かれているどちらかの効果を使用できます。 オーディンカードをプレイすることで、自分の追加の移動が行えたり、相手を1マス戻したり、地形を交換したり向きを変えたり、地形カードを追加したり、自分の追加山札の山を再構成できたり、越えるために追加の飛行カードが必要なオーディンマーカーを配置したり出来ます。 プレイが終わったら、手札が5枚になるまで補充できます。 どちらかのカラスが最後の地形カードまで移動した時点でゲームが終了します。 このときの相手とのマスの差分がゴールしたプレイヤーに点数として入り、さらにより多く魔法の道カードを買っていたプレイヤーに3点入ります。 先攻プレイヤーを交替しゲームを続けて行き、先にどちらかが12点以上になったプレイヤーが現れた時点で、点数の高いプレイヤーが勝ちます。 オーディンカードのプレイがゲームの鍵です。 比較的遊びやすい2人用のレースゲームです。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |