「ワンス・アポン・ア・タイム」は、お話を作りながらカードをプレイしていき、最終的に自分の手札にあるエンディングカードにたどり着くことを目指します。ただし手番プレイヤーは、なるべく他プレイヤーに割りこまれないように話を作り、逆にその他のプレイヤーは割りこむ機会をうかがいます。 まず初めに人数に応じたストーリーカードと、1枚のエンディングカードを配ります。 任意のプレイヤーから話をはじめます。手番プレイヤーはおとぎばなし調に話をしていき、話の途中で出てくる事柄が書かれたカードを出すことが出来ます。 カードには5種類あり、人物/場所/物/特徴/事件で、それら具体的なものが、1枚1枚に書かれています。 もし途中で話が思いつかなくなったり、ある一定時間以上なにも出来なかったら、ストーリーカードを1枚引いて次のプレイヤーに移ります。 途中、手番プレイヤーの話に割り込むことも出来ます。1つはインタラプトの効果のあるカードをプレイするか、もう1つは話の中に出てきた事柄のカードをプレイすることで、手番を奪うことが出来ます。それによって順番は飛ばされ、それまで手番だったプレイヤーは、カードを1枚引きます。 手番プレイヤーは手札のストーリーカードをすべてプレイした場合にのみ、エンディングカードをプレイできます。エンディングカードに導かれるようなプレイが出来たプレイヤーの勝ちです。なおエンディングカードが気に入らない場合、ストーリーカードを2枚貰うことで、エンディングカードを交換できます。 非常に勝ち負けの概念があいまいですが、ストーリーを重視して行くゲームということで好感が持てます。 |