「オペラ」は、プレイヤーがオペラの興行主となって立ちまわるゲームです。 テーブルの中央にゲームボードを置きます。 ゲームボードの上のラウンド表にラウンドマーカーを置き、3つの人物コマをゲームボードのスタート位置に置きます。 建物のパーツタイルからプレーヤー人数に応じてタイルを選り分け、そのタイルを、ボードの横の各都市の順に並べます。ベネチア、ウィーン、ベルリンのタイルは、建物とホールが見えるように表向きに置き、それ以外は後で使用可能になるので伏せておきます。 6枚の作曲家タイルをシャッフルし対応するスペースにランダムに置き、6枚の役割タイルをゲームボードの対応する肖像の上に置きます。 作曲家トークンを準備し、いくつかの山にします。 ランダムに3個の異なる作曲家トークンを引き、ラウンド表の3つの装飾されたスペースに置きます。 各プレーヤーは1色を選び、お抱えの作曲家トークン、つい立、ポイントマーカー、予算マーカー、20ダカットを受け取ります。 その後で、つい立にダカットを入れ、ポイントマーカーを得点表の“0”のスペースに置きます。予算表の“0”のスペースに、予算マーカーを×の面を下にして置きます。スタートプレーヤー以外のプレーヤーに追加のダカットを配り、パストークンを準備します。 各プレイヤーは、ベネチアのメインの建物のパーツタイルを受け取ります。 1.予算フェイズ: このフェイズで、プレーヤーはダカットを提示する事によって予算を決定します。予算は、プレイ順を決めるため、役割に対する報酬として使用されます。 各プレーヤーは、つい立の後ろから任意の額のダカットを取り、密かに手に握ります。全員がダカットを握ったら、同時に公開します。 予算マーカーが最も上(左)にあるプレーヤーから順に、提示した額だけマーカーを上に移動させます。 2.アクションフェイズ: プレーヤーは、アクションを行うために役割(契約者と人物)を選びます。予算レベルが最も高いプレーヤーが手番を行います。アクションを行うために必要な報酬が、予算から支払われます。 役割によってアクションを行い、1ラウンドに役割を最大で3回選ぶ事ができますが、それ以外に他のプレーヤーが契約者を選ぶ時に“共にプレイ”する事もできます。 予算マーカーが最も高いレベルにあるプレーヤーは、雇いたい役割を選び、役割タイルに記された報酬を支払い、×の面を上にします。 役割を1つ選び、対応するアクションを行います。 3.収入フェイズ: このフェイズではさまざまな建物でオペラが上演され、建物の所有者に収入をもたらします。 4.終了フェイズ: 作曲家タイルの名誉を更新しま、作曲家のタイルが1レベル上がり、上のタイルが1レベル下がります。 作曲家タイルの上に残った作曲家トークンを捨て札にし、新しい作曲家トークンを置きます。これを超える作曲家トークンが引かれたら、除けておいて新しいトークンを引きます。 役割タイルをボード上に戻し、宮廷が満たされている場合は、宮廷に置かれた作曲家トークンを捨て札にします。 パストークンを取り除きます。すべての予算マーカーは同じレベルにとどまり、左側にスペースが空いていれば左につめます。予算レベルが“0”のプレーヤーは、1ダカットのボーナスを受け取り、ラウンドマーカーを1スペース進めます。 得点ラウンド: プレーヤーは、メインのホールで上演されている各オペラ(作曲家トークン)について勝利点を獲得し、世紀の作曲家が、メインのホールで上演を行っている場合、ボーナスポイントを獲得します。 空いているホール1つにつき1勝利点を失います。 3回目の得点計算ラウンドが終了したら、ゲームが終了し、最も多くの勝利点を獲得していたプレーヤーがゲームに勝利します。 |