タイトル パルテノン
原題タイトル Parthenon
会社・出版社 Z-man
デザイナー J.Hawkins, A.Parks
プレイ人数 3-6人
対象年齢 --
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 4
「パルテノン」は、交易と航海、記念碑の建造をテーマにしたゲームです。

ボードを広げ、交易品と加護カードを種類ごとに分け、大いなる不思議カードと哲学カードもよく切って準備します。
プレイヤーの人数によって島カードを準備し、各プレイヤーに島カードを配ります。
艦隊Aのカードと、開拓地の村を各プレイヤーに準備し、島のカードに置きます。
行政官をプレイヤーに選び、各プレイヤーにフェーズカードを配ります。
事件カードを準備し、それぞれをよく切り、1年目のカードの4枚を裏向きに4枚準備します。
港の状態のカードを港に裏向きに配置し、残りは災厄カードを混ぜて山札にします。

ゲームは以下の流れで行います。

1、事件フェイズ
行政官が事件カードを1枚めくります。
めくった結果、表向きになっているカードの効果を1つずつ適用します。
行政官に選択権がある場合、プレイヤーは交渉を行ってもかまいません。

2、生産フェイズ
各村と工房が対応する交易品を生み出します。交易品はそれぞれ1枚ずつ受け取ります。
ただし兵隊のある村では生産を増やすことが出来ます。

3、島の交易フェイズ
交易品および加護カードを交換できます。
その他のものは交換してはいけません。

4、航海フェイズ
航海フェイズは交易品カードや加護カードを、艦隊カードにプレイしていき、地図ボードに配置します。交易を行うために船倉に積載し、艦隊に対応するカウンターを行きたい場所に示します。外国に行く場合は交換レートは高いものの、より危険度が高くなっています。

5、災厄フェイズ
行政官は、近隣の地や外国に向かう船に対して災厄カードを引き、その効果を適用します。海賊や嵐ならばその効果に従いますが、加護のカードがあれば、効果を軽減できます。

6、艦隊交易フェイズ
最初に港の状態を確認し、公開するか隠匿するかを宣言します。公開を宣言したら、その港で交易が行えます。隠匿の場合であれば交易は行えません。
交易を行う場合は、その場所のレートに対して交易を行うことが出来ます。
不足と過剰が発生したら、状態に応じてのみしか売買できなくなります。

7、帰還フェイズ
艦隊が故郷の島に帰ります。6枚までしか船倉には積載できず、すべての交易品は手札に入ります。積荷は地図から降ろし、対応する艦隊カードに戻します。

8、建設フェイズ
交易品を消費し、追加の艦隊を購入し、大いなる不思議を選んだり、アクロポリスを建設が出来ます。
それぞれには恩恵があります。

9、交易品廃棄フェイズ
3枚の交易品を除いて捨て札にするか、手札を公開し複数あるものを捨て札にします。

10、行政官フェイズ
新しい行政官に対して投票を行います。もっとも多くの得票を得たプレイヤーが新しい行政官となります。

最初の年の季節が終わったら、2年目の準備を1年目と同じように準備します。
加えて、それぞれの港に対して、港の状態カードを配りなおします。

いずれかの終了時に、単独の島にすべての施設が建っていたら、その島のプレイヤーがゲームに勝利します。
3年目の終わりに、どのプレイヤーも条件を見たいしてなければ、判定を行います。最低条件を満たしていないプレイヤーは脚きりされ、残ったプレイヤーで成果のよかったプレイヤーがゲームに勝ちます。

エーゲ海の覇権を争うために、さまざまな謀略を駆使し、リスクを多少抱えても島を発展させていきましょう。