タイトル パーツ・アンノウン
原題タイトル Parts Unknown
会社・出版社 Cheapass
デザイナー J.Ernest
プレイ人数 4-10人
対象年齢 14+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「パーツ・アンノウン」は、人体の器官を売る店となり、マッドサイエンティストにそれらを売ってお金を稼ぐゲームです。

ボードを組みます。市民カウンターをタウンに置き、各プレイヤーに40ドルとカード6枚、それに棚カウンターを配ります。博士とカレンダーを指定されたスターと地点に置きます。カードの中から4枚までストックとして並べる商品を選び、棚カウンターにて価格を設定します。

スタートプレイヤーから順番に、手番プレイヤーは以下の順序でゲームを進めます。
ステップ1ではカードや棚を買えます。カードを7枚まで引けますが、2枚目以降はお金が掛かります。またカードを引くのに追加して、他プレイヤーからカードを提示されている価格で買うことも出来ます。棚は1つ40ドルします。
ステップ2はストックおよび値段付けです。手札の器官のカードを棚カウンターを使って価格を決めて並べることが出来ます。また裏向きにしてパーツアンノウンという状態で売ることが出来ますが、この場合売価は安くなってしまいます。これらの商品を手札に戻すことは出来ません。
ステップ3では博士を移動させます。さいころの数だけ博士を進めます。とまったマスには必要な部品の数がかかれていて、Xはタウンにいる人数と同じ数です。この数だけそのものの需要があることを表します。同じターンでは同じ器官で最も安いものしか売れません。

結果望むものが足りなかったり逆に過剰だったりして、タウンの住民が変化することもあります。タウンの住民が0になったらゲームが終わります。またカレンダーは博士が通りすぎるたびにタウンの人口を増やし、この時点でパーツアンノウンを、その器官の最も安い価格の半額で売ってしまいます。またとまったマス状況によっては競売があったり、カードや器官の価格が高騰したりします。
最も多くのお金を持っているプレイヤーの勝ちです。

結果的にプレイヤーはタウンの市民を作っていることになります。このメーカー独特のブラックユーモア全開のゲームといえるでしょう。