タイトル パックス・ロマーナ
原題タイトル Pax Romana
会社・出版社 Wild Heaven
デザイナー Y.Ikeda
プレイ人数 4-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 180分
難易度(5段階、易1<難5) 5

「パックス・ロマーナ」は、共和制ローマのイタリアの統一から、帝政へ移行する時代をテーマにしたゲームです。
(要製作作業です)

歴史カードを時代ごとにわけ、それぞれよく切って時代どおりの順番に山札を準備します。また策略カードをよく切って山札にします。
最初の最高神祇官をあらかじめ決め、各プレイヤーは自分の元老院の色を決め脇に置きます。未成立マーカーを属州の欄に置きます。
名声チップを袋に入れ、各プレイヤー5枚ずつ引いて隠し持ちます。

プレイは以下の流れによります。

1、ドローフェイズ
プレイヤーは順番に歴史カードを1枚ずつ引き、その指示に従います。
政治家カードを引いたらそのさまざまな能力を持つ政治家を派閥に加えます。騎士を引いたときも自分の派閥に加えます。
戦争カードは戦争が発生することを表し、そのプレイヤーは策略カードを引きます。
事件カードの場合は直ちにその指示に従います。また引いたカードによって最高神祇官が交代します。

2、購入フェイズ
名声チップを用いて、さまざまなものを購入できます。組み合わせてもかまいません。
策略カードは3枚まで購入でき、枚数によって価格は変わります。
元老院トークンは名声チップ3枚で、毎ターン1枚購入できます。
軍団トークンは軍勢の規模によって価格は変わります。

3、選出フェイズ
執政官や独裁官になるプレイヤーを選出します。
この際、あらかじめ交渉する時間を設けられ、その結果を踏まえて投票を行います。
政治家カードの票数、購入した元老院トークン、騎士カード、策略カードなどで票数を用いて、プレイヤーに投票します。
ここでもっとも表を集めたプレイヤーが第1執政官をなり、次に多いプレイヤーが第2執政官となります。
ただし星印を除く3枚の戦争カードがめくられたら、第1執政官が独裁官を指名します。

4、元老院フェイズ
先に属州総督の任命があります。
第1執政官から順番に、好きなプレイヤーの元老院トークンを交互に、属州総督に該当する属州の1の欄に置いていきます。1つの属州には1個しかチップを置くことしか出来ませんし、購入済みの元老院トークンは可能な限り任命しなくてはいけません。
その後出兵があります。
戦争カードに対して、執政官と独裁官は自身の持つ戦力を、戦争カードに対して派遣します。その後最高神祇官の左隣から順番に、持っている軍団トークンを派遣できます。戦争に対する派兵は、褒賞の相談によります。

5、カードプレイフェイズ
手札にあるカードを、順番に何枚でもプレイできます。

6、戦闘フェイズ
戦争の解決は、派遣が決定した順に解決します。
軍団の戦力、政治家の戦闘力、策略カードによる修正に応じて、サイコロで判定します。この結果ローマ側が上回った場合、解決して捨て札になります。
勝利したら獲得名声を、あらかじめ相談で定められた分配を行います。
また属州が増えて、その後属州総督を派遣できるようになります。

7、調整フェイズ
名声チップを獲得ならびに消費します。
場に戦争カードが1枚もない場合、独裁官と執政官は名声チップを獲得できます。また属州総督は、元老院トークン数に従い、名声チップを獲得できます。
次に、持っている軍団に応じて名声を捨てます。
最後に手札に2枚以上の策略カードがある場合は、1枚になるように選んで捨て札にします。
属州総督にある元老院トークンを先に進め、2にいたものはプレイヤーの元に戻ります。

歴史カードがなくなるか、臨時独裁官の裁定で、そのターンまででゲームが終了します。
名声チップと自分の政治家の名声を足し、もっとも多かったプレイヤーがゲームに勝ちます。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介