「パックス・ロマーナ」は、共和制ローマのイタリアの統一から、帝政へ移行する時代をテーマにしたゲームです。 (要製作作業です) 歴史カードを時代ごとにわけ、それぞれよく切って時代どおりの順番に山札を準備します。また策略カードをよく切って山札にします。 最初の最高神祇官をあらかじめ決め、各プレイヤーは自分の元老院の色を決め脇に置きます。未成立マーカーを属州の欄に置きます。 名声チップを袋に入れ、各プレイヤー5枚ずつ引いて隠し持ちます。 プレイは以下の流れによります。 1、ドローフェイズ プレイヤーは順番に歴史カードを1枚ずつ引き、その指示に従います。 政治家カードを引いたらそのさまざまな能力を持つ政治家を派閥に加えます。騎士を引いたときも自分の派閥に加えます。 戦争カードは戦争が発生することを表し、そのプレイヤーは策略カードを引きます。 事件カードの場合は直ちにその指示に従います。また引いたカードによって最高神祇官が交代します。 2、購入フェイズ 名声チップを用いて、さまざまなものを購入できます。組み合わせてもかまいません。 策略カードは3枚まで購入でき、枚数によって価格は変わります。 元老院トークンは名声チップ3枚で、毎ターン1枚購入できます。 軍団トークンは軍勢の規模によって価格は変わります。 3、選出フェイズ 執政官や独裁官になるプレイヤーを選出します。 この際、あらかじめ交渉する時間を設けられ、その結果を踏まえて投票を行います。 政治家カードの票数、購入した元老院トークン、騎士カード、策略カードなどで票数を用いて、プレイヤーに投票します。 ここでもっとも表を集めたプレイヤーが第1執政官をなり、次に多いプレイヤーが第2執政官となります。 ただし星印を除く3枚の戦争カードがめくられたら、第1執政官が独裁官を指名します。 4、元老院フェイズ 先に属州総督の任命があります。 第1執政官から順番に、好きなプレイヤーの元老院トークンを交互に、属州総督に該当する属州の1の欄に置いていきます。1つの属州には1個しかチップを置くことしか出来ませんし、購入済みの元老院トークンは可能な限り任命しなくてはいけません。 その後出兵があります。 戦争カードに対して、執政官と独裁官は自身の持つ戦力を、戦争カードに対して派遣します。その後最高神祇官の左隣から順番に、持っている軍団トークンを派遣できます。戦争に対する派兵は、褒賞の相談によります。 5、カードプレイフェイズ 手札にあるカードを、順番に何枚でもプレイできます。 6、戦闘フェイズ 戦争の解決は、派遣が決定した順に解決します。 軍団の戦力、政治家の戦闘力、策略カードによる修正に応じて、サイコロで判定します。この結果ローマ側が上回った場合、解決して捨て札になります。 勝利したら獲得名声を、あらかじめ相談で定められた分配を行います。 また属州が増えて、その後属州総督を派遣できるようになります。 7、調整フェイズ 名声チップを獲得ならびに消費します。 場に戦争カードが1枚もない場合、独裁官と執政官は名声チップを獲得できます。また属州総督は、元老院トークン数に従い、名声チップを獲得できます。 次に、持っている軍団に応じて名声を捨てます。 最後に手札に2枚以上の策略カードがある場合は、1枚になるように選んで捨て札にします。 属州総督にある元老院トークンを先に進め、2にいたものはプレイヤーの元に戻ります。 歴史カードがなくなるか、臨時独裁官の裁定で、そのターンまででゲームが終了します。 名声チップと自分の政治家の名声を足し、もっとも多かったプレイヤーがゲームに勝ちます。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |