タイトル ペイデイ
原題タイトル Payday
会社・出版社 Hasbro, Parker Brothers
デザイナー --
プレイ人数 3-4人
対象年齢 8+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 2
絶版、入手難

「ペイデイ」は、妙にリアルな中流サラリーマンのスケジュールを表したゲームです。
ボードはちょうどカレンダーを模したものになっています。

プレイヤーはしがないサラリーマン(妻1人子供2人の中間管理職が望ましい)となり、毎月の生計を立てていきます。サラリーマンの給料は$325ですが、本人や家族がいろいろな買い物をしたりして請求書が送られてきます。またいろいろなイベントも用意された、非常にバラエティ豊かなすごろくです。

請求書の種類は多彩で、マイカー、病院、家具、養育関係,その他と結構馬鹿になりませんし、月給$325なんてあっという間に消えていきかねません。またそれに追い討ちを掛けるようなウマイ投機の話などもあるので、成功すればそれを高額で売り払いプレイヤーは裕福になるかもしれませんが、投機の失敗は直接的に損になりますし、請求書と投機失敗の合わせ技で月給を見事に食いつぶす可能性もあるのでまったく気を抜けません。

またボードイベントもいろいろなものがあり、突然裕福になるものもあれば、当たりもしない宝くじも買ったり、わけのわからない出費を強いられたり、プレイヤーとのギャンブルをやったりと、われらサラリーマンは大忙しの毎日です。

このゲームでしがないサラリーマンの厳しさや、月末の給料$325のありがたみが分かる、今の不景気の中では世知辛くも面白いボードゲームです。