「プレムプレム」は、非日常を楽しむ、人をおちょくったコミュニケーションゲームです。 各プレイヤーはついたてを通常とは逆に立て、赤チップを1個、緑チップを2個受け取り、ついたての中にいれます。 プレイ人数より1個少ないプレムコマを、ボード中央に並べて置き、進行方向コマをスタート地点に置きます。 またプレイヤーは、このゲーム内で有効な名前を決めます。 例:ジップコバエモン、ミソニコフ・クイタビッチ、ギャルゲー奉行様、他 手番になったらサイコロを振って、そのマスに進みます。なお1-6の目が出たら、どれかの数字を指定します。 このゲーム中、実名でそのプレイヤーを呼んだり、ペナルティの対象となったり、何らかの形で決めたことに違反した場合は赤色チップを受け取ります。 以下が各マスの説明です。 ゲッタプレム: 進行方向コマがゲッタプレムのマスに止まった瞬間に、各プレイヤーはボードにあるプレムコマを取りに行きます。取り損ねた、または取る必要がないのに取ってしまったら、ペナルティの対象になります。 オーケストラ: 手番プレイヤーが指揮者となり、各プレイヤーに指示を出します。 「オーケストラ」と頭につけて楽器の名前を言った場合、その楽器のジェスチャーが求められます。反対に楽器の名前だけ言った場合はジェスチャーをしてはいけません。 なお「オーケストラ・プレム」といったら即座にゲッタプレムの行為に移行します。もちろん指揮者がただプレムと言っても、プレムコマを取りにいってはいけません。 ミスをしたり明らかに遅かった場合は、ペナルティーの対象になります。 例:「オーケストラ・リコーダー」 ミニゲーム3: 以下のいずれかのゲームをします。 1、パチパチ・プレムプレム:手番プレイヤーは3から9までの数字を選び、1から順に数字を言っていきます。そのときその数字の倍数かその数字が含まれる場合は、代わりにプレムといいます。間違えたり、遅かったり、詰まった場合はペナルティーの対象です。 例:「1、2、3、プレム、5、6、7、プレム、9、10、11、プレム、13、プレム、」 2、早口言葉:早口言葉カードをめくって、順番にしゃべります。最初に正しくいえなかったプレイヤーがペナルティの対象となります。 例:「赤巻紙青巻紙黄巻紙」 3、ネバーエンディングストーリー:手番プレイヤーから順番に話を付け加えていきます。次のプレイヤーはそれまでの話を押さえた上で、新たに話を加えていかなくてはいけません。間違えたり思い出せなかったらペナルティーの対象です。 例:「わたしは昨日寝過ごしました」「わたしは昨日寝過ごしたので、ドリキャスをしました」「わたしは昨日寝過ごしたので、ドリキャスでハピレスを遊びました。」「わたしは昨日寝過ごしたのでドリキャスでハピレスを遊び、やっぱり寝たかったので寝ました。」... やれ&やっちゃだめ: カードをめくり、これ以降やるべきこととやってはいけないことを決めます。 これらは新たにルールが更新されるまで有効です。 利き手の問題、語尾の指定、ジェスチャーなどが書かれています。 これらの指定に抵触した場合、ペナルティの対象になります。 赤のチップ: 中を確認せずに、ついたての中にある赤いチップを宣言します。 最初に自分のゲーム内の名前を宣言の後、自分の赤いチップの数を宣言し、他プレイヤーのゲーム内の名前で指定します。このときプレムコマを取ります。 ついたての中を見たり、ゲーム内の名前をいえなかったり、数を間違えたらペナルティの対象になります。全員が正解したらプレムコマを戻します。 緑のチップ: 中を確認せずに、緑チップを場から1個追加し、ついたての中にある緑チップを宣言します。場にある緑チップがなくなったら、他プレイヤーのついたてから1個とって自分のついたてに入れます。 最初に自分のゲーム内の名前を宣言の後、自分の緑チップの数を宣言し、他プレイヤーのゲーム内の名前で指定します。このときプレムコマを取ります。 ついたての中を見たり、ゲーム内の名前をいえなかったり、数を間違えたらペナルティの対象になります。全員が正解したらプレムコマを戻します。 これらを繰り返していき、誰かが赤いチップを8個集めてしまった時点でゲーム終了で、その時点でもっとも赤いチップの少ないプレイヤーが勝ちます。 非日常を面白おかしくしたゲームです。ついつい名前を呼ばないように |