タイトル プライスレス
原題タイトル Priceless
会社・出版社 Winning Moves
デザイナー T.Kramer, P.Orbanes
プレイ人数 2-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
絶版

「プライスレス」は、コレクターとなってコレクションを充実させそれらを展示して、コレクションしているアイテムの価値を上げていくゲームです。

ボードにはアイテムが置かれる場などがかかれています。
各プレイヤーにフレーム10個、小切手10枚と小切手帳およびスライダー、$10,000札2枚を受け取ります。スライダーは$10,000に合わせます。
バンカーを決め、プライズポイントカードと現金を管理します。またパワーポイントカードを7枚抜いて、残りをよく混ぜてプレイヤーに1枚ずつ配ります。プレイヤーはそれをフレームに入れて、そのプライズポイントを獲得します。またその後に4枚のカードを配り、場に4枚表向けてオークション用の対応する場所に配置します。パワーポイントカードを入れてよく混ぜます。
オークションダイスはハンマーの面にしておきます。

自分の手番では、以下のいずれかの行動をします。
・購入:手持ちのアイテムを購入できます。
手札から1枚を対応する場所にフレームをつけて配置し、そのカテゴリーのアイテムがいくつ売れているかによって価格が変動します。支払いは現金と小切手で支払います。
その後、アイテムによるプライスポイントが、手持ちのアイテムの数と盤面のつながりによって配給されます。このプライスポイントによって、プレイヤー各自の小切手の価値が上昇していきます。
最後に1枚カードを引きます。
・オークション:オークション場にあるものをオークションにかけます。
オークションダイスをハンマーを上にして、$1,000単位で競りにかけます。
競り落としたら購入と同様に、その金額を支払ってプライスポイントを上昇させます。
もし自分でオークションをはじめて落札できなかった場合、カードを1枚引くことが出来ます。
・パス:何もしません。
何もしない代わりに、カードを2枚引きます。

なお手番以外でプレイヤーは手札の交換を持ちかけることが出来、手札や現金での自由に交渉が行えます。
ただし既に購入したアイテム、小切手、プライズポイントを交渉材料にすることは出来ません。

引いたカードの中にパワープレイカードがある場合があります。
パワープレイカードはアクションカードの類で、カードの使えるタイミングなどが記されています。またオークションダイスは、このカードによって使われえます。
5つ以上のアイテムを持つプレイヤーは、このパワーカードの効果になりやすくなります。

誰かが10個目のアイテムを購入した時点でフレームを使いきります。
その手番の1順を終わらせ、手元の小切手+1枚をプライズポイントに従い現金化し、手持ち現金と足してもっとも裕福だったプレイヤーの勝ちとなります。

結果的にアイテムは、プライズポイントの上昇と終了条件にかかわります。
タイミングのいい交渉と、フレームの連鎖を心がけましょう。
この「プライスレス」という言葉は、マスターカードのCMでよく使われていますね。