タイトル レイルバロン
原題タイトル Rail Baron
会社・出版社 Avalon Hill
デザイナー R.S.Erickson, T.F.Erickson, Jr.
プレイ人数 2-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 180分
難易度(5段階、易1<難5) 3
絶版

「レイルバロン」はアメリカ鉄道全盛の頃を舞台に28の線路をうまく使って、これらの路線を買い取って行き、お金を儲けるゲームです。アメリカを7つのエリアに区切って、より効率的に儲けて行きます。

最初にプレイヤーに2万ドルと駒、チップと鈍行カードを受け取ります。その後、目的地決定のルールにしたがって、自分の本拠地を決定します。これは最初に地域を決め、その後色のついたさいころの偶数/奇数とさいころの目の数で決定されます。
同様に最初の目的地もこれで決めます。出発地点と目的地にチップを置きます。

自分の手番にはさいころを2個振ってその数だけ先に進みます。なお、1回の手番においてある区間を2回以上使うことは出来ません。また移動は何種類の路線を使っても構いませんが、路線を変更できるのはドットだけで、出た目と同じ区間数だけ動き、目的地に入ったら移動は終了します。なお、通常にて6のソロ目、または急行にてゾロ目、特急では常にボーナスの移動があり、これによって到着後にボーナス移動で出発します。
目的地到着で「運賃収入」と「権利書」を1枚購入できます。権利書は路線か列車のグレードアップです。

手番の終わりに路線使用料を払います。誰の路線でもなければ維持費の1000ドルを銀行に、他のプレイヤーの路線ならば、まだ売れ残った路線があれば5000ドル、売りきれたら10000ドルを所有者に支払います。支払えなくなったら自分の持つ路線を銀行に売却するか、競りにかけます。

このようにゲームを進めて行き、”帰郷宣言”をして20万ドル持って本拠地に帰還したらゲームは終了しますが、途中誰かが帰郷宣言したプレイヤーのマスに入れば、5万ドルを奪って宣言を無効に出来ます。こうやって”帰郷宣言”を達成したプレイヤーの勝ちとなります。

鉄道ロマンあふれるゲームですが、効果的な路線を押さえる必要があるようです。相手から最低2回は路線使用料をせしめられる、ハメ手の”マイアミ・トライアングル”や”ボストン・ストラグル”は有名な話。