タイトル 騎士と忠誠
原題タイトル Ritter ohne Furcht und Tadel
会社・出版社 Euro
デザイナー H.Witt
プレイ人数 2-10人
対象年齢 12+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「騎士と忠誠」は、馬上試合で貴婦人のご機嫌を伺うために、好成績を挙げることを目指すダイスゲームです。

騎士カードをよく切り、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。貴婦人カードもプレイヤー人数に応じて配ります。マーカーを騎士カードと貴婦人カードに配置します。
騎士カードには特殊能力と馬上/徒歩での攻撃と防御の値が書かれています。

トーナメントは4回行われます。
トーナメントを始める前に、各プレイヤーは自分の騎士を訓練して、攻撃か防御かコンビネーションの数値を上げることが出来ます。
次いでサイコロを振って、スタートプレイヤーを決定します。

各プレイヤーは自分の騎士を参加させるかを表明します。
次いでスタートプレイヤーから順番に自分の貴婦人がどの騎士を応援するかを決め、もし同じ種類の騎士に複数の貴婦人が応援する場合は、騎士の好みがより重要なほうの応援を受け入れます。

トーナメントに参加している騎士が全員フィールドに出て、スタートプレイヤーから順番に自分の騎士と他の騎士を戦わせます。
騎士の戦いは、アタックダイスの数だけさいころを振って命中するかどうかを判定し、相手は防御しているかを見ます。
馬上の戦いでは、お互い攻撃した結果、ダメージを受けて落馬していないほうが勝ちます。両方とも落馬している、もしくは両方とも乗っている場合は継続です。
または先に相手のダメージを10にしたほうが勝ちです。
勝ったほうは賞品をもらい勝ち残り、それを応援した貴婦人も賞品をもらいます。反対に負けた騎士は失格します。

1人のプレイヤーの騎士だけ残ったらそのトーナメントは終了です。
そのトーナメントで最も多くの賞品を獲得した騎士と貴婦人がボーナスの賞品も獲得します。
その後、各騎士は3点のダメージを回復し1ポイント攻撃か防御の修正をあげられ、ノーダメージの騎士は2ポイント攻撃か防御の修正をあげられます。

4つのトーナメントを行い、自分の貴婦人と騎士の賞品を合計し、最も多くの賞品を獲得したプレイヤーがゲームに勝ちます。

基本的にダイスの振り合いゲームですが、馬上試合の雰囲気は出ていると思います。