「ロビンフット」は、大変独創的な、他プレイヤーを攻撃できるラミーゲームです。 手札は9枚、山札から3枚カードをめくってゲームを始めます。それ以外に金貨カードを山札に表向けます。 手番が来たら、場札から1枚ないし2枚のカードを取ります。1枚取ったらカードのプレイは任意ですが、2枚取ったらプレイを強制されます。プレイは、一般にシークエンス/グループをプレイできます。 シークエンスは同色の3枚組で、プレイすると一番高い数字の1枚をキープでき、金貨カードが残っていればそれも取ることが出来ます。 グループは他プレイヤーのキープしているカードを取りに行くために使われます。3枚の同じカードを他プレイヤーに出すことによってカードを取ることが出来ます。防御する側は出されたカードにない色を出すことでこれをかわせます。ですから、3色のグループはかわすことが出来ません。 攻撃が成功したら出したカードを捨て札にし、失敗したら防御側は受けたカード、攻撃したほうはどれか1枚を捨て札にします。攻撃されたらマリアンカードを自分の前に出しておき、このプレイヤーに対して攻撃することが出来なくなります。攻撃で獲得したカードはキープできます。 キープしたカードは同じ色で分けておき、同じ色で3枚揃えばセーフティになり、他プレイヤーから取られることはもうありません。また金貨カードも取られることはありません。 手番が終わったときに手札が10枚以上であれば、9枚になるようにカードを捨てます。 これを繰り返し、山札が2回切れた時点でゲーム終了し、もっとも点数が高いプレイヤーが勝ちです。 他プレイヤーを攻撃できるラミーという感じですが、カードのカウンティングも重要です。特にセーフティになったカードが何だったか、またプレイヤーがどのカードを取ったかというので、仕掛けが多少変わってくることでしょう。 またラミーのエッセンスがありますので、手札がうまくシークエンスやグループで回るようにしましょう。 |