タイトル ロボ・ラリー
原題タイトル Robo Rally
会社・出版社 Wizard of the Coast, Amigo, Avalon Hill
デザイナー Richard Garfield
プレイ人数 2-8人
対象年齢 10+
プレイ時間 150分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1994年SF部門

「ロボ・ラリー」はロボットを操作して、障害物や他のロボットの妨害をかわしつつ、チェックポイントをタッチしていくゲームです。

最初に5フェイズまでのプログラムを、9枚からダメージを引いた枚数で組んでいきます(最初は9枚)。このプログラムメイクがこのゲームの根幹です。
組んだ結果、1フェイズ目よりナンバーの大きいプログラムから起動させます。すべてのプレイヤーが動いた後、ボード上のアクションを行います。これらはコンベヤーであったり、ギアであったり、場合によってはプレッシャーだったりします。またその後にあるロボットの正面にいるロボットはレーザーで撃たれます。 5ダメージ以上食らうと、前のプログラムが消去されず、後ろのフェイズの記録が残った状態でゲームを続けます。

またパワーダウンといって次回の移動をまったく行わず、ダメージを回復させる手段や、リペアポンイトで1ないし2ダメージ回復できます。チェックポイントに触るとその場所でセーブされ、プレッシャー/シュート/ボードアウト/10ダメージで破壊されたときに、その場所から復活します。すべてのチェックポイントを順序良く回ればゴールです。

コンパクトなボードで小人数が展開したほうが、適度にごちゃごちゃしてゲームとしてはいい感じで成立します。プログラムがうまく行っても盛り上がるし、うまく行かなくてとんちんかんな動きをしても笑えますので、このゲームはコミカルで面白いです。かといってシュールなプログラミングも体験できます。


旧Wizards of the Coast版


新Avalon Hill版