「ローマ」は、「古代ローマの新ゲーム」より3本のゲームを選りすぐり出版されたゲームです。「ハンニバル対ローマ」「帝国」「サーカスマキシマム」の3点です。 「ハンニバル対ローマ」は、第2次ポエニ戦争をテーマにしたゲームです。 ローマ側は、ローマに陸軍8個を、コルシカとローマの間の海に3個の海軍コマを置きます。カルタゴはカルタゴにハンニバルと陸軍6個のコマを、カルタゴとサルディニアの間の海に海軍3個のコマを置きます。お互いそれぞれの側のカードを手札にします。 カルタゴの先攻で、手番になったら陸軍か海軍のコマを1つ移動するか、艦隊を全て失った時点で陸軍を犠牲にして海軍に出来ます。陸軍は海軍を経由して先にある陸地に移動できます。ただしハンニバル軍団は地中海の島には上陸できません。 同じエリアでコマが対峙したらカードを同時にプレイし、低い数字をプレイしたほうがそのエリアからコマを除去します。それをどちらか一方のコマしかなくなるまで行います。同じ数字は両方除去します。5回の戦闘が終わったら、手札を戻すことが出来ます。 ハンニバル軍はカードの修正に+1できますが、同点ならばハンニバル軍が取り除かれます。 相手の首都に侵入するか、指定された地中海エリアを支配するか、相手のコマが全て無くなるとゲームに勝ちます。 「帝国」は、ローマ帝国内でそれぞれが権力を維持していくゲームです。 各プレイヤーは自分の色の得点マーカーを得点トラックの0に置き、コマを14個と11枚のカードを受け取り、ゲームの最初のアフリカに黒いコマを置きます。 各プレイヤーは手札からカードを3枚まで秘密裏に選びます。基本的に州が書かれている場合はその州に1つのコマを置き、その他の特殊なカードはその効果を発揮させます。 同じ州には2つまでのコマを置けます。特殊カードには直接コマが置けるもの、複数の州で得点計算を及ぼすもの、ダミーとして場を見てカードを交換できるものがあります。 カードを解決した後、黒いコマがある州とカードの効果によって得点が含まれる州の点数を計算します。コマをもっとも多く置いたプレイヤーから順番に得点を獲得します。また得点計算の後、ある州でもっとも多くのコマを置いたプレイヤーは、その州に関して得点を+1でき、さらに隣接州にも1点多く獲得できます。それ以外のコマはプレイヤーの元に戻されます。これを続けていき、誰かが単独トップで40点を越えたとき、そのプレイヤーがゲームに勝ちます。 「サーカスマキシマム」は、戦車競争で勝利を収めるゲームです。 プレイヤーは自分の色の戦車を受け取り、5枚のカードを手前におきます。プレイヤーは正順逆順正順の順序でスタート位置を決定します。 レースの先頭から順番に、5枚のカードから順番に先頭から3台の戦車に割り当てます。最低1枚は1台の戦車に割り当てなくてはいけません。移動は直線的に移動します。 全ての戦車を動かした後、全てのカードを使用可能にします。 これを繰り返していき、3台の戦車をより早くゴールさせたプレイヤーが勝ちます。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |