タイトル サマルカンド
原題タイトル Samarkand
会社・出版社 Abacus
デザイナー Sid Sackson
プレイ人数 2-5人
対象年齢 9+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
絶版

「サマルカンド」は、中東のキャラバンを巡り、物産を買い上げて市場で売って儲けるゲームです。

中東のサマルカンドにて、オアシスとキャラバンを巡りながら商品を仕入れ、バザールで売却することで収益を得ます。各プレイヤーは200ピアスターと物産を7枚配られます。200ピアスターを500ピアスターにしたプレイヤーの勝ちです。

基本的に、自分の番になったら1マス進むか、5ドキャット払ってさいころを振るかです。進んだ先の指示は必ず従わなくてはなりません。さいころは1から5と、バック1です。

進んだ先がキャラバンであれば、手持ちの物産をどれか1枚放出し、望むならそこにある物産とツーペー交換できます。ただキャラバンにはリミットがあり、リミットに達したキャラバンの物産は10を払えばすべて取ることが出来ます。
空いたキャラバンには新たに2枚補充されます。なおさいころを振らずにキャラバンに進んだ場合、物産の放出だけするならば、もう1マス進むことが出来ます。もし放出する物産がない場合は20を払って貢ぎます。

進んだ先がオアシスなら、1枚か4枚の物産を仕入れることが出来ます。その分の金額を払いカードを手に入れます。

進んだ先がバザールであれば、そこに書かれた物産を売ることが出来ます。物産は2 枚以上でなくては売ることが出来ません。売ったらそれに対応する金額を受け取ります。その後売った商品に対して、2つあるだぶつきマーカーのどちらかを置きます。これが置かれていると実質1段階低い値段でしか売れません。またゲートマークは各種類1枚ずつしか売れませんので、ばらばらに持っていると役に立ちます。売るものがない場合は20を払います。

なお、物産の山札がいかなる理由でもなくなったら、物産13枚以上持っているプレイヤーは12枚に調整します。売ったらこの山札に戻ってきますし、調整の際も山札に戻ります。


収益を考えながら物産を手に入れて、キャラバンで調整して、バザールで売却という手順ですが、山札と他プレイヤーの資金力を見ながら、うまく調整していきます。
ある程度は余剰の物産があるほうがいいと思います。またマスの構成も内回りは効率的で仕入れも結構高め、外回りは仕入れも安いけど距離が遠いと、結構癖があるという感じです。リミットに注意してキャラバンを回れば、手札の改善につながります。またさいころの5が結構いい感じの相場でしょう。場合によっては損をする場合がありますから。