タイトル サムライ
原題タイトル Samurai
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー Reiner Knizia
プレイ人数 3-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1999年4位

「サムライ」は、日本全土の都市や町に点在する日本の象徴ともいえる、「仏閣」「農耕」「代官」を獲得していくゲームです。

最初にスクリーンと各プレイヤーの山札タイルが渡されます。山札タイルにはある特定の隣接するシンボルに対して効果を及ぼすもの、すべての隣接するものに効果を及ぼすもの、タイル配置交換、シンボル配置交換などがあります。
また陸あけでなく水軍のものや、それを配置するともう1回行えるものまであります。各町に象徴を配置していきますが、秋田と京都は2つ、江戸は3つ配置します。プレイヤーは最初、手札をみながら順番に1つずつ配置していきます。2つ以上置くものは同じ種類のものは置けません。

手番には5枚のタイルの中から1枚を配置して、シンボルを囲むように置いていきます。タイルには特定のシンボルか武士が記載されていて、それとともに数字がかかれています。水軍は水の上にしか置けませんし、それ以外のタイルは陸の上にしか置けません。
タイルの中にはもう1度行動できるものがあり、シンボルがある町を陸地で囲むと、決算が起こります。各シンボルにおいて各プレイヤーの数字を合計します。数字が単独のプレイヤーで多ければそのシンボルを獲得できますが、タイの場合は、囲まれたシンボルをゲームから取り除きます。
タイルを使ったら5枚になるように補充して、順番が終わります。 最終的に、取り除かれたシンボルが4つになるか、タイルが置けなくなったときにゲーム終了。各シンボルについて単独でトップを取っていなければ足きりです。その中でそれ以外の駒が一番多いプレイヤーの勝ち。

箱絵は笑えます。幸せなハンスとかこのゲームは最高なんていう感じで書いてありますし、中に入っているシンボルも、仏像はどう見ても人形焼、農耕は水田と分けのわからない内容。ゲームの方はといいますと、隣接しているシンボルをめぐる争いということで、今までありそうでやっぱりなかったシンボルの奪い合いのゲームです。。
プレイ時間は45分程度と手短に終われますし、結構それなりに考える局面もありますので、まあまあ面白いゲームといえます。