タイトル サンフランシスコ
原題タイトル San Francisco
会社・出版社 Amigo
デザイナー T.Lopmann, A.Wetter
プレイ人数 3-5人
対象年齢 12+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「サンフランシスコ」はサンフランシスコの街を発展させるために投資家となり、それぞれの区画に対して都市計画をうまく立てて、多くの名声を得ることを目指します。

最初に各プレイヤーに、同じ色のスティック状のマーカー、影響カード10枚、意思表示タイル3種類、コマ、1万から10万までの小切手12枚を配ります。
アクションカードと募集カードををよく切って、それぞれ指定の場所に山札にします。影響力チャートの30の場所にコマを置きます。ボードの中央に市役所の都市区画タイルを数字を表向きにして置き、都市区画タイルを袋に入れてよく混ぜ、各プレイヤーは交代で1枚ずつ引き、すべての空いているマスに配置していきます。公園がめくられた場合は、その四辺に白いマーカーを置きます。

手番プレイヤーは募集カードを1枚めくります。このカードには最大何人のプレイヤーがこの権利を獲得できるか、またどの区画に対してマーカーを置くことができるか、さらに権利を獲得するために必要な手段が書かれています。

このカードを引いたプレイヤーは1回だけこのカードを拒否して、もう1枚めくった結果に従うことができます。めくってしまったら、結果はどうであれその指示に従います。

投資の権利は、影響力カードか、小切手か、意思表示カードを使って、募集カードに書かれた指示にて獲得できます。
影響力カードの場合は、自分の影響力カードの中から1枚プレイし、最も高い影響力を出したプレイヤーが、その分の自分の影響力を減らしてその区画にマーカーを置くことができます。ただし同じ数字は無いものとしてみなされます。また自分の影響力を越える数の影響力カードを出すことはできません。
小切手の場合は、順番にいくらお金を投資するかを小切手を出して宣言します。必ず最高値になるように小切手を出すかパスしなくてはいけません。一旦出した小切手を引っ込めることはできませんし、パスをしたら小切手を手札に戻しそれ以降宣言ができません。誰か1人に決まったら、そのプレイヤーは小切手を銀行に支払い、その区画にマーカーを置くことができます。
意思表示カードの場合は、全員が意思表示カードを伏せて出して同時に公開し、誰かと同じものを出していなければ、小切手を1枚払ってその区画に対してマーカーを置けます。誰かと同じであった場合、そのプレイヤー同士で小切手による入札が行われます。

投資できるプレイヤーが決まったら、常にその区画の基本点数が高くなるプレイヤーから順にマーカーを置いていきます。マーカーは区画と区画の間に1本置いていきます。ある都市区画であるプレイヤーのマーカーによって多数となった場合、その区画をひっくり返して、多数を取ったプレイヤーがその点数を獲得します。ただし公園はマーカーがないものとみなされて、公園が絡む場合その限られた数で競います。
ただし、中央にある市役所、ならびに銀行は点数が高い反面、独占しないと点数が取れません。

1つの区画が開発された場合、アクションカードをめくり、その内容の指示に従います。アクションカードは、影響力や小切手の補充、すでに置かれたマーカーの移動などです。なお小切手の補充は最大額が決まっていて、その分を越える補充することができなくなってしまいます。アクションカードによって区画開発さされたら、やはりアクションカードをめくります。

12枚目のアクションカードがめくられ、解決された時点で、点数のもっとも高いプレイヤーが勝ちます。同点はマーカーの数が多いほうになります。

都市を発展させるゲームですが、区画を囲むという感覚です。既存のマーカーをうまく連鎖させる必要があるので、都市発展型のゲームはやはり直接利害が干渉するゲームが多いです。