タイトル サンクトペテルブルグ
原題タイトル Sankt Petersburg
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー M.Tummelhofer
プレイ人数 2-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2004年ノミネート

「サンクトペテルブルグ」は、職人、建物、貴族を獲得していき、それぞれを効果よく集めていくゲームです。

ボードを広げ、職人/建物/貴族/交換の各グループごとにカードをよく混ぜ山札に、指定された場所に置きます。
各プレイヤーは25ルーブルを持ち、自分の色のコマを得点マスに置きます。
各プレイヤーは役割コマを無作為に指定します。
職人カードの山札から、人数に応じた枚数をめくり、上のカードの列に置きます。

このゲームは以下のラウンドを繰り返していきます。
職人ラウンドから始まり、建物ラウンド、貴族ラウンド、交換ラウンドを行って1シリーズとなります。
各ラウンドでは、交換ラウンドを除いて、そのラウンドで効果のある種類のカードしか適用されません。

各ラウンドは、その役割のコマを持つプレイヤーから順番に手番を行います。手番が来たプレイヤーは以下のいずれかを行います。
いずれの場合も、上下の列のどちらからでもいいですし、どのカードでも購入やプレイは出来ます。
・購入:カードを購入し、お金を支払ってそのカードを自分の手前に置きます。手前に出されたカードによって、コストの減少の適用を受けます。
・手札に加える:カードを1枚取って手札に加えます。手札は原則的に3枚までしか持つことは出来ず、ゲーム終了時に手札を残していると失点対象になります。
・手札からプレイする:手札から、お金を支払ってそのカードを自分の手前に置きます。手前に出されたカードによって、コストの減少の適用を受けます。
・パス:何もしません。いったんパスしても、行動を行うことは出来ます。全員が1順の間パスをしたら、ラウンドは終了します。

交換カードについては、既に自分が配置しているものを置き換えるものです。それらは種類が対応しなければいけません。
コストは2枚の差分のお金が必要ですが、交換する側のほうが同じか安くても、お金は1は必要です。

お金を支払う際に、以下の条件でコストを軽減し、重複します。
ただし無料にはならず、最低1だけは支払う必要があります。
・まったく同じカードをプレイする場合は、すでにプレイされたそのカードの枚数だけ低下します。
・下の段から買うと、1だけコストが安くなります。
・既に出ているカードに対応する建物を購入する際には、コストが1安くなります。

全員が1順の間パスをしたら、ラウンドは終了します。
現在のラウンドに対応した、プレイヤーの手前にプレイされたカードからのみ、収入や得点を計上できます。
今のラウンドとは異なるカードの種類からは、収入や得点を計上できません。交換ラウンドでは、一切収入や得点を計上できません。
その後、次のラウンドに対応するカードの山札から、上の列へボード上にめくられたカードが8枚になるようにめくります。

交換ラウンドが終わったら、下の列に残っているカードを捨て札にして、上の列に残ったカードを下の段に下げます。
職人カードをめくり、上の段に並べます。
役割コマを左隣のプレイヤーに渡し、新しいシリーズが始まります。

どれかの山札から引けなくなった時点で、そのシリーズが終わったらゲームは終了です。
ゲームが終了した時点で、以下の点数が加算されます。
またこれ以外に、プレイヤーの手前に置かれたカードにおけるボーナスもあります。
貴族カードのボーナス:貴族の種類に対応した点数が加算されます。
お金:所持金に対応した点数が加算されます。
手札:手札1枚につき5点失点。

これを計上したあと、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

収入と得点の兼ね合いを気にしていくゲームですが、手札のスロット、場札のスロットを注意して、欲しいカードをうまく回していくゲームです。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介