タイトル サンチアゴ
原題タイトル Santiago
会社・出版社 Amigo
デザイナー C.Hely, R.Pelek
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「サンチアゴ」は、アフリカのカーボベルテの痩せた農場に水路を引いて、プランテーションの灌漑設備を充実させて作物を作っていくゲームです。

最初にボードの水路候補の交点のどこかに泉を置き、各プレイヤーは10のお金、人数に応じた水路、収穫マーカー、水路提示マーカーを受け取ります。
お金は隠して持ってください。
残った水路はボードのそばに置きます。
プランテーションマーカーはよく混ぜて4つの山にします。
水路の番人プレイヤー決めて、マーカーを受け取ります。

以下の順番でゲームを行います。
なおこのゲームは、取り決めをプレイヤー間で行うことも可能です。

1、プランテーションの入札
水路の番人プレイヤーが、それぞれのプランテーションのタイルをめくり、水路の番人の左隣から順に1回、プランテーションタイルの購入の順番を入札を宣言し、その金額を提示します。
このとき、既に宣言された額と同じ金額を宣言できません。
最も提示額の少なかったプレイヤーが、新しい水路の番人になります。

2、プランテーション
最も高い金額を提示したプレイヤーから順に、提示されたプランテーションタイルを1枚とって、その上に指示された数の収穫マーカーを載せて、ボード上の農地の任意の場所に配置していきます。提示された金額を支払います。
ただし提示額が0の場合は、マーカーを載せる数は1つ少なくなります。
なおプランテーションは最終的に水路と隣接している必要があり、同一種類のプランテーションが縦横で接していると、それらはグループを形成します。

3、水路
水路の番人の左隣から順に、灌漑水路の提示を行います。
水路を引く場所に自分の水路提示用のマーカーを示し、水路の番人に金額を提示出来ます。他者と同じ提案でいい場合は、その提示に追加できます。提示はパスでもかまいません。
提示の際には、泉か既に有る水路に隣接し、水路候補の交差点同士が接していなくてはいけません。
水路の番人は、どれかの提示を受け入れるか、それよりも高い金額で自分で水路を引くかを選びます。提示を受け入れるならば提示された金額を獲得し、水路がその位置に引かれます。自分で引く際は高い金額を銀行に払い、水路を引きます。
この処理が終わった後、まだ自分の水路を持っているプレイヤーは、水路の番人の左隣から順に水路を引くことが出来ます。

4、干ばつ
ここで灌漑されていないと干ばつの被害を受けます。
水路に隣接していないプランテーションは、収穫マーカーを1つずつ取り除かれます。
収穫マーカーがなくても、1ラウンドの間はプランテーションは残ります。
ここで取り除くべき収穫マーカーがなければ、そのプランテーションは荒地になり、復活することはありません。

5、収入
各プレイヤーにお金が3ずつ与えられます。

これを繰り返していき、決められたラウンド数を行ったらゲーム終了です。
まずゲーム終了時に、灌漑されていないプランテーションは全て荒地になります。
その後、各プランテーションのグループについて、それぞれのグループを形成するプランテーションのタイルの枚数に、自分の収穫マーカーの個数を掛け合わせたものが得点となります。
それぞれのプランテーションの得点に手持ち現金を加え、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

上級ルールを用いると肥沃な土地のやしの木が現れます。

農場経営の難しさもさることながら、共同で作物を守る必要もあります。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介