シュナッペン・ジャグド
Schnappchen Jagd (Queen/Uwe Rosenberg) 45min. 3-4players.
difficultly:3
1998年3位
入手難、絶版

「シュナッペン・ジャグド」は、トリックごとに切り札が変化し、プラス点もラウンドごとに変化する変わったトリックテイキングです。

各ラウンド8枚カードを配り、残ったカードは次のラウンド以降に使います。最初のラウンドには手札から1枚出して、どのカードを集めるかを宣言します。逆にそれ以外のカードはゲーム終了時に失点となります。ゲームはいわゆるフォローの義務のあるトリックテイキングを行いますが、フォローできなくなったときは、出した色をトランプかディスカードかを即座に決めなくてはなりません。そのトリックでは切り札は1色しか決められません。また同じように同じカードが同一トリックで出た場合も、後から出したカードを強いか弱いか決められます。トリックを取った場合、獲得したプラス点となるカードは宣言札の上に重ねておき、それ以外のカードは伏せておいて置きます。

各ラウンド終了時に、ラストトリックを取ったプレイヤーから順番に、これまで取ったトリックのカードより同じ数字のカードがたくさんある場合、どれか1種類だけを2枚(3人プレイなら3枚)を捨てることによって、それを越える枚数をプラス点にして宣言札の山に重ね、同時に次のトリックの宣言カードとなります。残ったカードから再び8枚配って、新たなラウンドが始まります。
4ラウンド(3人プレイなら6ラウンド)終わったらゲーム終了で、最後の決算に関しては2種類の数字を選べます。プラス点の山からそれ以外のカードを-1点として得点を出します。

非常に変なトリックテイキングですが、各ラウンドごとテンポよく獲得するカードを狙ってトリックを取る必要があります。毎ラウンドの戦略が変わってきますし、トリックごとの切り札にするかの選択もうまく選んでいきましょう。