タイトル シュラウメン
原題タイトル Schraumen
会社・出版社 FX Schmid, Fata Morgana
デザイナー U.Hostetter
プレイ人数 3-8人
対象年齢 13+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1992年ノミネート
1992年5位

「シュラウメン」は、自分の都合のいいカードを読み上げて、その結果よりたくさんの杏チップを集めるゲームです。

最初に巻物カードをあらかじめ11枚抜いておき、残ったカードを祭壇に置きます。その後杏チップを各プレイヤーに庭園から7枚配り、祭壇から各プレイヤーに3枚ずつ配ります。

手番になったプレイヤーは、特にドルイドと呼ばれます。
ドルイドのプレイヤーは、始めに手札から好きな枚数の巻物カードを読み上げることが出来ます。ただし6枚以上の巻物カードを持っている場合は、必ず読み上げて5枚以下にしなくてはいけません。
また読み上げる際に条件が記されている巻物カードは、その条件が満たされない場合は読み上げることは出来ません。
なお指示は様々な内容が書かれてあり、杏チップに関わるもの、巻物カードに関わるもの、またゲームの進行に関わるものなどです。

次にドルイドは、祭壇から巻物カードを1枚密かに見て言い値をつけます。プレイヤーはドルイドも含めて入札を行い、最高値をつけたプレイヤーが落札します。ただし、手札が5枚以上あるプレイヤーは、競りに参加できません。
もしドルイドが競り落とした場合は杏チップを庭園に返します。それ以外のプレイヤーが競り落とした場合は、ドルイドにその価格の杏チップを渡します。
なおこのとき、「緊急」という巻物カードを競り落としたら、直ちにその効果が発揮されます。

最終的に、祭壇にある巻物カードを引けなくなるか、ゲーム終了条件が満たされた時点でゲームは終了します。原則的にはゲームが終了した時点で、もっとも多くの杏チップを持っているプレイヤーが勝ちます。

巻物カードのコンボケーションが非常に重要になってきます。また手札枚数やチップの数をよく注意する必要もあります。