タイトル 救命ボート
原題タイトル Seenot im Rettungsboot
会社・出版社 Argentum
デザイナー R.Wettering
プレイ人数 3-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3
「救命ボート」は、船から投げ出された船員が、旧式の救命ボートの上で、どのように立ち回るかをテーマにしたゲームです。

ボードを広げ、各プレイヤーがその色の救命ボート、士官2人、水夫を人数に応じて受け取ります。
各プレイヤーは10枚ずつもちます。浸水と黒い救命ボートがボード脇に置きます。
スタートプレイヤーを決めます。

スタートプレイヤーからはじめて時計回りに、各自のボートをボードに置きます。
続いて自分のクルーを空いている座席に1つずつ置いていきます。
すべてのコマを置き終わったら、ゲームが始まります。

ゲームは以下のフェーズから成り立ちます。

・救命ボートが1段階浸水する。
各プレイヤーは、どの救命ボートを浸水するかを投票します。
浸水させたい救命ボートを1隻選び、カードを伏せて出し同時に公開します。
多数決ですが、同点の場合はスタートプレイヤーが無慈悲に決めます。
特殊な効果を持つ船長の帽子カードは使い捨てです。
浸水マーカーは、多数決で決められた船に入ります。
救命ボードに空きがあれば、浸水マーカーがその船に入りますが、空きがないならば、その救命ボート内で投票が発生します。この場合は士官は2票分です。この場合でも船長の帽子を使用できます。
投票の結果、クルーを失うプレイヤーは水夫を優先させ死亡させます。その後浸水マーカーを置きます。
そのよりもクルーよりも、多くの浸水マーカーを持った救命ボートは沈没し、そのボートにいたクルーは死亡します。

・救命ボートが進行する。
島に1歩進めるために、どの船が進むかを投票で決めます。
進めたい救命ボートを1隻選び、カードを伏せて出し同時に公開します。
岸に着いた救命ボートは、そのクルーを岸に上げ順番に並べます。

・クルーがボートを乗り換える
スタートプレイヤーから順に、自分のクルーを1人好きなボートから降ろし、そのボートの後ろに置きます。各ボートは1人しか降ろせません。
その後、逆順に違うボートにクルーは乗り換えます。
戻れる席が無い場合、そのクルーは死亡します。
またクルーよりも、多くの浸水マーカーを持った救命ボートがあった場合、そのボートは沈没し、そのボートにいたクルーは死亡します。

ここまで行って、スタートプレイヤーが交代します。

すべての救命ボートが沈没するか島についたら、ゲームは終了し、島の点数で士官と水夫で点数を計上します。
もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。

修羅場です。
ライバルにはサメの餌になってもらいましょう。