「戦車狂想曲」は、発注依頼に応じて、車体と主砲と追加装備をあわせた戦車を開発し、納入することを目的としたゲームです。 仕様要求カードはコスト順に並べ、プレイカードをよく切っておきます。 サイコロとチップは準備しておきます。 手番になったら以下の順番で行います。 1、カード補充 各プレイヤーは6枚に加え、正式採用されている戦車1両につき1枚の手札を補充します。 2、仕様公開 仕様要求カードを公開し、求められる仕様をサイコロで決めます。 3、取引 プレイヤー間で手札のカードの交換などが出来ます。これにより少しでも手札の状況を有利にすることが可能です。 4、紛争 紛争カードを使用できます。紛争カードにより他プレイヤーの持つ戦車に対して、自分の戦車で戦闘できます。戦闘に勝った戦車は、正式採用されたものなら1点を獲得し、まだ採用されていないものならば実戦証明を獲得する。なお負けた戦車は採用されていなければ実戦証明があれば失い、それさえなければ捨て札となります。正式採用されたものでも採用を取り消される可能性もあります。 5、設計 車体に主砲を装備させて戦車を設計し、裏向きにカードを出します。 車体の機動力や防御力、主砲の攻撃力が仕様の基準や戦車性能に関係します。また特殊な追加装備もこの段階で装着が出来ます。 既にある戦車に対して追加の装備や、正式採用の戦車のバリエーションも設計できます。 6、競争試作参加表明 攻撃力、防御力、機動力のそれぞれがあり、仕様カードで記されたコスト以下の戦車は競争試作に参加できます。ダミーは捨て札となります。 参加表明が決まったところで、設計した戦車を公開します。 競争試作には、現在設計した戦車、社内企画として持っていた戦車、既に正式採用された戦車が参加出来ます。 競争試作に参加しないプレイヤーは、社内企画として温存するか、伏せて出したカードを捨て札にします。なお社内企画は1両しか持つことが出来ません。 7、競争試作 要求された能力値が2位までの戦車が選考に残り、あとの戦車はそれまでに正式採用されていなければ捨て札になります。 最終的に戦車戦を行いますが、能力値が倍以上離れている場合は戦車戦を行わず正式採用されます。 8、戦車戦 紛争による戦闘や、競争試作の最終選考にて行われます。 紛争ではあらかじめ定められた状況を指定しておき、側面機動の判定に影響が出ます。 遠距離:最初に攻撃力の順に遠距離砲撃を行い、攻撃力の半分-相手の防御力+6の値を、サイコロ2個を振って、その数以下が出れば撃破できます。攻撃力が0以下の場合は遠距離で攻撃できません 側面機動:サイコロ2個で機動力以下が出れば、近距離の際に相手の防御力が半分になります。なお紛争の結果はこの判定を影響させます。 近距離:最後に機動力の高い順に、攻撃力-相手の防御力+6の値を、サイコロ2個を振ってその数以下が出れば撃破できます。側面機動が聞いていればその効果も加味します。 競争試作の場合、戦車戦に勝った戦車が正式採用となる。 これを9ターン繰り返し、正式採用された戦車から得られる点数と、紛争で得られる点数を合計し、もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。 戦車設計は趣味に走ってもらっていいです。魅力的な戦車を作ってください。 |