「銀のドワーフ」は細工師のこびとたちの、次の国王の座を巡る闘争を描いたボードゲームです。 ボードを広げ、プレイヤーにはスクリーンとアクションボード、袋、リーダーコマを2つ、瓶のこびとを4つ、マーカー2個を受け取ります。ポイントトラックを50のところに置き、スタートプレイヤーと最初に持つ宝石を決めます。スタートプレイヤーから順に注文タイルを1枚引き、それぞれ指定された場所に配置し、さらに公共の注文タイルを2枚置きます。 注文タイルには様々なマークがついており、これを満たすとボーナスが与えられます。 このゲームは11のフェイズに分かれています。 はじめにこびとをついたての中のアクションボードに配置します。瓶のこびとは宝石を掘り出すために配置し、黒のこびとはアクションを起こすため、銀のこびとは宝石を売買させるためにアクションボードに配置します。 全員が配置して、ついたてを公開した後に、置かれたコマの場所によってそれぞれの効果が発揮されます。 まず瓶のこびとがそれぞれどこに置かれているかで宝石の価格が決定されます。 次に黒のこびとのアクションが起こります。黒のこびとはこびとを取り除いたり、注文タイルの価値を変動させたり、宝石を交換したり出来ます。 この後で配置した瓶のこびとに応じた宝石を獲得できます。 続いて銀のこびとのアクションがあります。宝石をいくつでも購入したり売却をしたい、自分または公共の注文を解決することで点数を得たりします。 すべてのこびとのアクションが終わったら注文タイルは価値が1段階下がります。1番下よりも段階が下がる場合は、タイルが除去されますが、自分の注文であれば、違約金を払わされます。 注文タイルを解決したり除去された場合、空いた場所に注文タイルを埋めます。ここでスタートプレイヤーが交代してラウンドが移りますが、この際に宝石は最大12個までしか繰り越せません。 最終的に誰かが600点獲得するか、ボード上の注文タイルがすべてなくなった時点で、最も銀貨を持っているプレイヤーが勝ちます。 アクションの相互作用が非常に気になるゲームです。相手が何を狙っているのかをよく読んで行動しなくてはいけません。 なお黒いこびと、なにかに操られているようで恐いです。 |