タイトル シルバートン
原題タイトル Silverton
会社・出版社 Two wolf, Mayfair
デザイナー P.J.Smith
プレイ人数 1-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 240分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「シルバートン」はゴールドラッシュ時における、鉄道と鉱石発掘のゲームです。

各プレイヤーは自分の色を決め、順番決めによってスタート地点、および測量士や調査員の能力が決まります。その後、各都市の相場の初期位置に相場マーカーを置きます。各プレイヤーに人数に応じた金額と、権利書カードを6枚を表向きにテーブルに並べます。乗客カードはランクによって並べられ、最初はAランクの乗客が見えるようにします。

各プレイヤーは順番を決めます。決められた順番で調査員や測量士を移動させ、路線に対して測量士、カードに対して調査員が競合したらさいころ2個を振って解決し、勝ったら相手を除去できます。ただし2を振ったら刑務所行きです。なおその都市までルートがつながっていれば修正がもらえます。

その後、調査員の乗っている費用を払ってカードを獲得できます。また測量員が路線の建設費用を払ってマーカーを配置します。(なお平行区間は独占できません。)
さらに操業費用を払ってどれだけ出るかをチェックしまっす。さいころ2個でそのユニット数を算出できますが、掘り尽くしてしまうこともあるので注意が必要です。そして算出された鉱物を交渉で交換や取引ができます。様々なものが交換対象になります。
またこの後に乗客カードからの収入を得ますが、乗客は調査員によって横取りされる危険性があります。なお、冬山は移動出来る範囲に限りがありますで、大変注意が必要です。

その後に、場に出ている権利場にに対して交渉が始まります。さらに2枚までの権利証に書かれた資源を輸送ならびに売却が出来ます。売却価格はその都市で売れた量を掛け合わせます。これにより売却価格票の相場が変動します。
この後に刑務所にいる測量員や調査員を保釈できます。

ターンの最後に、売却価格表のマーカー毎に相場を変動させます。相場はターン数と売った鉱石の数、およびさいころの出目で決まり、これが次回の相場基準になります。
場に公開されている権利書カードが6枚以下になったならば、不足分だけめくります。乗客カードも無くなったらめくります。

各ゲームの終了時に誰かが5万ドル越えていれば、もっともお金を持つプレイヤーが勝ち、ゲーム終了です。25000を越えた時点でプレイヤーはその旨を宣言しなくては行けません。

特に小人数のシナリオが秀逸です。また上級ルールによって輸送力を変化させることも可能で、さらに冬に弱い地域への除雪車の出動や、これ以外にも様々なバリエーションが有るゲームだと思います。




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新版