「スプリー」は、真夜中のショッピングモールを徘徊し、そこにあるもの取ってくるという空き巣をテーマにしたゲームです。 このショッピングモールを駆けずり回るために、トランプのカードとダイス2つを使います。 カードは各プレイヤー5枚で、スタートプレイヤーから駐車場に車を止めて始めます。 手番が来たら、移動/買い物(金は払っていない)/射撃が出来ます。 移動はさいころを2つ振って出た目まで進めます。移動は壁や中央の噴水をくぐりぬけたり、今来た方向にすぐに戻らなければ、どういう移動をしても構いません。 買い物は、移動の際にそこに示されたカードが手札にあれば、それをショッピングカートに入れることが出来ます。同じカードがあれば2枚とも出せます。またこれらのカードは、他プレイヤーから盗むためにも使えます。盗むために使ったカードは捨て札になるけれども、そのランク(8とかAとか)が同じならば、そのプレイヤーの持つカードを何枚でも盗み取ることが可能です。 このゲームでは10と2とAとジョーカーは特殊なカードです。10と2はこの数まで追加で移動が出来ます。またAはある行動に対してどれに対しても1回拒否をすることが出来ます。またジョーカーはそのカードの代役にもなりますが、点数はありません。 このゲームでは邪魔なプレイヤーを射撃できます。直線で斜線が通っていなければ行けません。相手を撃つときにさいころを1つ振り、あなたがいるマスから数えて、その相手まで届けば成功です。もし射程なら、その射程までその相手を吹き飛ばします。その相手は倒れて1回休みになり、射撃に成功したプレイヤーは順番をもう1回することが出来ます。倒れたプレイヤーはその間何もすることが出来ません。逆に射撃を失敗したら、その場に自分が倒れてしまいます。 駐車場にある車に、ショッピングカートにあるカードを入れて清算できます。評価額は各面どおりの数字で、Jは11、Qは12、Kは13、Aは15点です。また車での移動も可能で、空いている駐車場へ移動することが出来て撃たれることもありません、ショッピングモール突入は不可能です。 手番の最後には5枚になるまで手札を補充します。 そうしていき誰かが規定点数に達した時点で、そのプレイヤーの勝ちです。 以外と勝ちきることが難しいゲームで、出る杭は打たれるという感じです。2人にマークさせられるとかなり厳しくなります。このゲームには車で轢くとかなど、危険な香港ルールが入っています。 |