タイトル 帝国の闘争
原題タイトル Struggle of Empires
会社・出版社 Warfrog
デザイナー M.Wallace
プレイ人数 2-7人
対象年齢 13+
プレイ時間 240分
難易度(5段階、易1<難5) 4
「帝国の闘争」は、18世紀を舞台にヨーロッパ列強になって、植民地支配をおこなっています。

コインを1まとめにして銀行に準備し、国カウンターを袋に入れ、10個を引いてそのエリアに配置します。
進歩同盟会社タイルを配置します。
円筒コマを戦闘表、ラウンド表に置きます。
各プレイヤーは列強を選んで、カウンターとトークンを受け取り、支配トークンを人口表と勝利点に置きます。10ゴールドを取ります。
国カウンターを5個引いて、それに対応するエリアに支配トークンを置きます。
スタートプレイヤーから順に、任意のエリアに5個の部隊を初期に配置できる場所に置きます。

このゲームは3回の戦争で行われます。
各戦闘は以下の流れで行われます。

1、国カウンター
ランダムに10個の国カウンターを引いて対応するエリアに表に置きます。
なお資金ショートの際は借りることはできますが、その量に応じて不安カウンターを受け取ります。

2、同盟とプレイ順の決定
競りを行って2つの同盟をに分けます。
競りはゴールドで行われますが、競り勝った場合の結果を示します。競り勝ったプレイヤーは提示額を支払い、同盟の表の指示された場所に置きます。
これをすべてのプレイヤーが同盟表に置かれるまで続きます。

3、プレイヤーのアクション
同盟表の順番に従い、以下のアクションを組み合わせて行うことができます。
・1個のタイルを買う:表示されているタイルから1枚を選んで購入します。タイルは即使用でなければ持ち続けることができますし、タイルによっては1回の戦闘につき1度しか使えないものがあります。また不安マーカーを受け取ることがあります。
・部隊を編成する:陸軍/海軍/要塞のいずれかを、人口を支払うことで置くことができます。部隊を解体して再編成することはできますが、その場合は不安マーカーを受け取ります。
・2個の部隊を移動:陸軍か海軍を動かすことができます。2つの移動は独立しています。海軍は海エリアから海エリアに移動します。陸軍は陸軍の移動の条件によって移動でき、植民エリアには海軍を置いていれば移動できます。
陸軍や海軍がヨーロッパから植民地へ移動する場合や植民地からヨーロッパに戻る場合は、海上移動チェックが必要です。
・攻撃:陸軍カウンターがあれば、2ゴールドにて攻撃したいと思うエリアを選び、他のプレイヤーや中立のカウンターを攻撃ができます。攻撃対象が植民地/バトル/地中海/オスマントルコは最初に海上戦闘が発生します。
戦闘は、最初に修正を加えた後、各部隊は1の勢力を持ち、要塞は防御のみ2の勢力を持ちます。また海上支援や戦場での訓練具合によって修正が加えられ、ダイスの振り合いに勝ったら、相手の部隊を失わせます。手番プレイヤーは陸上の戦闘で勝ったら支配トークンを置き換えることができます。ただし判定によっては部隊を失うことになります。
中立の国は国カウンターの状態に従います。
同盟プレイヤーは行動で協調することができますが、支配トークンは手番プレイヤーが獲得します。
同盟タイルは、そのエリアでプレイヤーに陸軍/海軍を追加できますが、失った部隊につき不安カウンターが1つ受け取ります。
・植民地と奴隷:国カウンターによっては植民地にして人口を獲得したり、アフリカエリアに海軍があれば奴隷を獲得します。
・パス:パスです

4、収入と維持
収入は人口と支配トークンから得られ、マップ上の部隊から支出します。
その後人口を5獲得します。

5、勝利点
各エリアの支配トークンの数に従って勝利点が与えられます。そのエリアに置かれる支配トークンの数に従って、勝利点を獲得します。

ここまで行ったら戦争が終わり、同盟タイルをストックに戻し、同盟表のトークンを戻します。

3回の戦争が終わったらゲームは終了し、社会不安レベルでの失点の処理を行い、もっとも得点の高いプレイヤーがゲームに勝ちます。

非常に植民地的なゲームで、かなりタイトなゲームです。
戦力もかつかつならコストもかつかつ、大変です。