タイトル ソードワールドRPG
原題タイトル Sword world RPG
会社・出版社 Fujimishobou, Group SNE
デザイナー R. Mizuno, M.Kiyomatsu, H.Yasuda
プレイ人数 ??players +Game Master
対象年齢 10+
プレイ時間 ??分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ソードワールドRPG」は、ドラゴンマガジン誌上で掲載された、「ファーラムの剣」という物語をベースに作られた、おそらく日本でもっとも支持のあるロールプレイングゲーム(RPG)です。

最初に登場人物となるキャラクターを制作します。能力値は種族によって異なり、その数値を組み合わせて数字を求めます。
このゲームは経験値がありますが、獲得したい職分に経験値を割り振り成長させていきます。このゲームはキャラクターを制作する段階で、ある程度の経験を踏んでいます。

このゲームにおいて、背景世界「フォーセリア」というのは欠かせない存在です。「フォーセリア」というのは精霊や竜たちが棲み、人間以外の種族も社会を営む1つのファンタジー世界です。この「フォーセリア」の世界背景がルールと密接に絡み合っていて、この世界がゲームにいろいろな意味で彩りを与えています。
それだけ「フォーセリア」がしっかりしているので、それをうまく活用してストーリーをゲームマスターは監督します。

ストーリー中、行動の成否を判定するために能力値を用いて判定します。サイコロを2個振って、それに求められる能力値を加えて、目標値を越えれば成功です。
このゲームは戦闘も花形です。戦闘においても相手にダメージを与えるための攻撃やその攻撃ををかわす回避ともに成否判定がありますが、ダメージを与えるためには武器において定められたダメージが与えられます。魔法も魔力における判定にて成否が決定されます。
キャラクターが限界を越えるダメージを受けると、運が悪ければキャラクターは倒れてしまいます。

最終的にストーリが完結すると経験値が入り、それによって更なる職分や能力値を成長させることが可能です。このようにして登場人物を育てていきます。

国産のロールプレイングゲームの小さな巨人とも言われますが、それは長い間のファンの支持の裏打ちがあるからだと思います。