「タムスク」は、砂時計をうまく駒に使った時間に追われるアブストラクトボードゲームです。 最初に6角形のボードの角に、砂時計の駒を交互に配置します。またプレイヤーは32個のリングを持ちます。 砂時計の駒は3分計を使い、砂はすべて落ちきった状態からはじめます。 手番になったら、砂時計をひっくり返して隣に移動させ、移動させた場所にリングを1つ落とします。手番を交互に繰り返していきます。 リングを落とす際に、その場所にリングを落とせる数が決まっています。リングを落とせなくなった場所へは、いずれの砂時計も移動はできません。 また、砂が落ちきってしまった砂時計の駒を移動させることもできませんので、動かす砂時計の駒がひっくり返した場合に、どれだけの砂が残っているかを考えなければいけません。 自分の手番にもし移動ができない場合はパスになり、相手が手番を連続して行います。 最終的に両方のプレイヤーが移動ができなくなった時点でゲームが終了し、持っているリングが少ないほうがゲームに勝ちます。同じ場合は引き分けです。 砂時計がゲームの進行を止めないので、てきぱきと正確に駒を動かす必要がありそうです。 上級ルールとして相手に早く手番をさせたい場合用の、15秒の砂時計を使う方法もあります。 |