「ひつじ牧場」は、羊飼いとなって羊を囲い込むゲームです。 最初のタイルを中央に配置して、各プレイヤーは自分の色の羊飼いタイルを秘密裏に持ちます。これは後で配置されることにもなりますので、配置後の羊飼いタイルは脇に除けて置きます。 それ以外のタイルはすべて袋に入れ、よく混ぜて各プレイヤーは4枚ずつ引きます。 タイルは両面になっていて、好きな面を使えます。 手番になったら、絵が対応するように、タイルを1枚隣接させるように置きます。最初は村に隣接させなくてはいけません。 なるべく自分の羊の勢力が大きくなるように置き、他プレイヤーの羊の勢力を切ったりしていきます。4色の羊は柵で囲まれていますし、森林は境界を作ります。 その後に袋からタイルを引きますが、タイルが2辺以上隣接できたら、その隣接した分だけタイルが引けます。 なお村につながっていなければ、手番はパスされます。 ゲームの途中で、自分の羊飼いの正体を明かすこともできます。 羊飼いのタイル自体は強力です。この場合は直ちにタイルを引きます。 これを使ったら、対応する羊飼いタイルを受け取ります。 森林に係わるタイルで、狼と猟師があります。 その森林に狼がいたらそれを猟師で退治しない限り、その森林に隣接するタイルの羊がノーカウントになります。 猟師のタイルは、1枚で森林にいる狼1つをその上にかぶせることで退治できます。 なお狼と猟師は、手番に1枚以上使ってもかまいません。 プレイヤーはゲームで、これ以上点数が伸びないと思ったら、途中で手番の打ち切りが出来ます。打ち切ったプレイヤーは、その後ずっとパスとなります。 打ち切った最初のプレイヤーは6点、2番目に打ち切ったプレイヤーは3点、3番めに打ち切ったプレイヤーは1点のボーナスがあります。 袋の中のタイルがなくなったら、手にあるタイルのみでゲームを続けます。 3人がゲームを打ち切ったら、残りのプレイヤーは任意に手番を行い、最終的な決算を行い、各プレイヤーは狼に隣接しない最大の羊の群れを数え、その羊の数が点数となります。それに打ち切りのボーナスを加え、最も点数が高いプレイヤーが勝ちます。 タイルの置き合いが熾烈な、非常にいやらしいゲームです。 またタイミングや、相手の盤面の状態をしっかりチェックしていかなくてはいけません。これで羊飼いがおねえさんだったらなあ... |