タイトル 郵便馬車
原題タイトル Thurn und Taxis
会社・出版社 Hans im Glueck
デザイナー A.Seyfarth
プレイ人数 2-4人
対象年齢 --
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2006年ノミネート

「郵便馬車」は、郵便会社の社長になって、郵便局をより多く設置していきネットワークを設置していくゲームです。

ボードを中央に置き、ボーナスタイルを対応する場所に規則に従って配置します。
都市カードをよく混ぜて、6枚を表向きにし、残りを山札にします。
馬車カードを分類して配置します。
各プレイヤーは本社カードとチャート、家を20個持ちます。

手番になったら、以下の流れを行います。
なお、それぞれの行動において、郵便局長/郡長/御者/車大工の公人の助けを手番に1回使うことが出来ます。

1、都市カードを手札に加える。
都市カードを、場にある6枚のカードか山札から1枚引きます。
山札がなくなったら、捨て札をよく切って山札にします。
公人の能力として、郵便局長の能力で追加でカードを1枚引きます。郡長の能力で場にある6枚のカードを捨てて山札から6枚並べなおすことが出来ます。

2、手札から都市カードをプレイする。
手札からカードを1枚プレイして、郵便網を形成します。
郵便網は、新しくカードをプレイするか、すでに郵便網がある場合はそのルートに従うように、自分の前に置いていきます。
自分の前に都市カードを置く際は、郵便網の左端か右端に対応する都市カードで、すでに組み込まれていない都市に限られます。
公人の能力として、御者の能力で追加で1枚配置できます。

3、郵便網を完成させる
プレイヤーは少なくとも3枚のカードを自分の前に出していれば郵便網を完成させることが出来ます。
郵便網を完成させるならば、対応するカードの都市に対して、
・カードを出した全ての地域に対して、1つの都市を選んで配置する
・カードを出した1つの地域に対して、カードにある全ての都市に配置する
のいずれかが出来ます。このときすでに自分の家が置いてある都市には、それ以上置くことは出来ません。
家を配置したら、郵便網のためにプレイしたカードの枚数や、地域の条件にしたがってボーナスタイルを獲得できます。
また、郵便網のためにプレイしたカードの枚数に応じて、馬車カードを獲得できます。
公人の能力として、車大工の能力で馬車カードを獲得するとき、2枚多いものとして馬車カードを獲得できます。
郵便網を獲得したら、それまで構成したカードを全て捨て札にします。

これを繰り返していき、20件の家を建てたプレイヤーが現れるか、7枚構成の馬車カードが引かれたらゲーム終了で、ゲーム終了チップを獲得します。

ボーナスタイルのポイントに、もっとも高い馬車カードの点数を加えて、そこから残った家の数を引いたものが点数になります。
最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

シビアなプランニングがわりと必要です。
相手の状況をよく考えましょう。