| タイトル | タイタン |
| 原題タイトル | Titan |
| 会社・出版社 | Avalon Hill |
| デザイナー | T.A.Trampier |
| プレイ人数 | 2-6人 |
| 対象年齢 | 12+ |
| プレイ時間 | 240分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 5 |
「タイタン」はファンタジー世界の親分”タイタン”となり、配下のモンスターを進化させて、相手の”タイタン”を倒すゲームです。
最初に、タイタンをスタート地点の塔に配置し、配下の基礎的な下級モンスターを引き連れて、何隊かを構成して戦場に赴きます。
戦場には様々な地形が書かれていて、また止まったマスの状況などによって、進路も決まっています。
地形には様々な種類があり、モンスターと地形は相互につながりがあります。
適する地形で止まって適するモンスターがその隊にいればその数が増えたり、また何体かいることによって、より上級のモンスターに進化していきます。進化形態はモンスターごとに異なったり、または同じモンスターでも異なる地形で進化に差が出たりします。
こうして強力な部隊編成を行いますが、1つの隊にはモンスター7体までしかいられません。
他プレイヤーの部隊と接触したら戦いになります。地形のボードを用いて実際にモンスターをボードに配置し、局地戦を行います。
それぞれのモンスターには力と賢さがあり、力はそのモンスターが振れるさいころの数、賢さは命中率に関わって来ます。また中には地形の影響をあまり受けない飛行能力や、少し弱いものの離れたところでも攻撃できる「遠距離攻撃」の能力があります。ここで活躍するモンスターは、地形でこれまで集めたモンスターたちです。これを戦略ボードにて展開し、モンスター同士さいころを振り合い、相手のモンスターをやっつけます。
この戦果に応じて得点を貯めて、これが特殊ユニットの”エンジェル”を部隊に組みこんだり、”タイタン”自身が強化されて行きます。
最終的に相手”タイタン”をすべて倒せば勝ちです。
かなりルールは複雑ですし、また戦闘などのテクニックもかなり必要です。総体的に時間が長くなりますが、愛好者は非常に多いゲームです。わたしは「エンジェルちゃんと100点ごとに親しくなれる、ファンタジー育成シミュレーションゲーム」と思っています。
