タイトル トワイライト・インペリウム
原題タイトル Twilight Imperium
会社・出版社 Fantasy Flight
デザイナー C.T.Petersen
プレイ人数 3-6人
対象年齢 --
プレイ時間 240分
難易度(5段階、易1<難5) 5
「トワイライト・インペリウム」は、宇宙帝国の興亡をテーマにした、戦略・外交・貿易・軍事というトータルな国家運営のゲームです。

ホームシステムをよく混ぜて引き、種族を担当します。種族が決まったら、その種族の担当するシートとコマとマーカー類を準備します。
各プレイヤーは技術カードを1組持ちます。
共通プレイエリアを準備し、アクションカードと政治カードをよく切って準備し、交易品も準備します。
各プレイヤーは惑星カードを受け取ります。
戦略カードを表向きにし、目的カードの山札を作ります。
ボードを人数に従って構成していき、各プレイヤーはスタートユニットをホームシステムにおき、指令カウンターを援軍エリアから所定の場所に配置します。

各ラウンドは以下の流れで行います。

1、戦略フェイズ
戦略カードを引いて、アクションフェイズで行うことのできる特殊能力と、プレイの順番を決めます。
最初にスピーカートークンを持つプレイヤーから順に、戦略カードを選んでいきます。
選ばれなかった戦略カードには、ボーナスカウンターが載り、これを用いて余分に交易品か指令カウンターにすることができます。

2、アクションフェイズ
戦略カードの順番に、以下のアクションのうちから1つを、全員がパスするまで続けていきます。

・戦略アクション:プレイヤーは1ラウンドにのみ1回だけ1つ目のアクションを行うことができます。また他のプレイヤーは指令カウンターを消費して2つ目のアクションを行うことができます。全員が2つ目のアクションを行ったら、その戦略カードは使用済みになります。

・戦術アクション:以下の流れで艦隊をボードに移動させ、戦闘を行い、地上軍を輸送しユニットを作ります。
>システム活動:指令カウンターをシステムに配置することで、そのシステムを活動させます。
>システムに船を移動させる:船を移動範囲内で移動させることができます。輸送船とウォーサンは地上軍とPDSを積み込むことができます。相手の船のいる活動させていないシステムを通過することはできません。特殊能力によってさまざまな効果を及ぼすことができます。
>PDS投射:手番プレイヤーが活動させたシステムに船を移動させると、射程範囲内にある船に対して、PDSを投射して相手の船を破壊します。
>宇宙戦闘:手番プレイヤーが、相手がコントロールする船のあるシステムに移動させると宇宙戦闘が始まり、戦闘は判定と損害の繰り返しで行い、どちらかがなくなるまで続けます。
>惑星着陸:戦闘が終了すれば、惑星から地上軍やPDSをおろします。自分のシステムならそのまま下ろせますし、中立ならば惑星カードを取って地上軍によって保持されます。相手の惑星に下りる場合は侵略となり、侵略戦争を行います。
>侵略戦争:相手の惑星に下りる場合は侵略となり、戦闘は判定と損害の繰り返しで行い、どちらかがなくなるまで続けます。
>ユニットの生産:宇宙港にて惑星の資源値に対応した数のユニットを生産できます。惑星は枯渇します。

・輸送アクション:ユニットの再編成を行います。
>2つのシステムを活動させる:指令エリアから1つの指令カウンターを取りシステムにおいて活動させ、援軍エリアから隣接する別のシステムを活動させます。
>システム間の移動:自分のユニットを移動させます。
>PDS投射:手番プレイヤーが活動させたシステムに船を移動させると、射程範囲内にある船に対して、PDSを投射して相手の船を破壊します。
>惑星着陸:自分の惑星から地上軍やPDSをおろします。
>ユニットの生産:今活動した宇宙港にて、惑星の資源値に対応した数のユニットを生産できます。

・パス
何もしない場合やできない場合はパスをしますが、戦略アクションを行っていなくてはいけません。

3、状態フェイズ
以下の状態を確認します。
・公開/秘密の目的カード達成:達成された目的カードを公開し、支配マーカーを起きます。
・船の修復:ダメージを受けた船を回復します・
・指令カウンターを取り除く:ボード上の指令カウンターを援軍エリアに移します。
・惑星の再生:枯渇した惑星は再生します。
・アクションカードと指令カウンターを受け取る:1枚のアクションカードと2枚の指令カウンターを受け取ります。
・指令エリアの再配分:種族シートの指令カウンターを再配分できます。
・戦略カードを返す:戦略カードを場に戻します。

これを繰り返し、誰かが10点を獲得した時点でゲームに勝ちます。

さまざまな特殊なルールや、非常に多いテキスト量ですが、宇宙の帝国を築くために奔走しなくてはいけません。
パーツの量は非常に多く、やり応えはありそうです。