タイトル US特許第1号
原題タイトル US patent No.1
会社・出版社 Cheapass
デザイナー J.Ernest, F.Goesh
プレイ人数 3-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 3


「US特許第1号」は、タイムマシンを発明した発明家たちが、特許局の第1号の特許申請を目指して、特許局開局日に駆け込むゲームです。

最初にゲームボードを構成し、各プレイヤーにタイムマシンカードを配ります。それによってスタートの研究所と初期資金が決まります。追加装備はよく切って山札にします。

タイムマシンには標準装備として5パワーの動力を供給しますが、また特許を申請するためには武器と防御、ならびにシャシーがないと申請できませし、これらの装備には追加の動力がきっと必要になります。
武器は相手のタイムマシンを攻撃、防御は相手の攻撃から身を守り、シャシーは移動などに有利な修正をつけます。
動力以上の装備を持つ場合は、それらの効果は発揮できない状態となります。

手番になったら以下の順番で行動を行ないます。
・呼び出し:特許局で番号を受け取っていたら、その数字が1つ下がります。0になった場合は特許局に呼ばれていますので、特許局に申請出来るようでなくてはいけません。
・調査:山札のカードを見て、その年代のラボに置くかマーケットに置くかを決めます。ラボに置く場合は裏向き、マーケットに置く場合は表向きに置かれます。山札が無くなったらそれ以上は調査できません。
・移動:サイコロを振って修正を加え、その数以内の移動力で進みます。これはシャシーの性能によって追加で移動できることがあります。
・行動:行動には以下の種類があります。
もう1枚調査する。/もう1回移動する。/$1受け取る。/マーケットにある装備を買って取り付ける。/ラボにある装備を取り付ける。/図書館にてその年代より古い文献を当たる。/廃材から故障状態の装備を取り付ける。/修理工場にいるなら1つ$1で修理する。/他のプレイヤーのタイムマシンに対して攻撃する。/特許局で番号を引く。/特許局にいて番号が0ならば特許申請する。

攻撃は、相手と同じ距離にいる場合は近接攻撃となり、武器によっては離れた年代にも攻撃が出来ます。攻撃側はサイコロ2個、防御側はサイコロ1個振って、それぞれの装備の数値を足し、攻撃側が上回れば攻撃が命中します。攻撃が成功したらどれか1つの装備を故障させ、5以上の差が出たら破壊します。ものによっては装備を盗むことも可能です。

最終的に4種類の追加装備が機能している状態で、特許局の番号が0で特許局にいれば、特許申請が受理され、そのプレイヤーの勝ちになります。

非常にばかばかしいゲームですが、順序立てて行動を取らないとはまることもあります。彼らは特許には期限があるということを知らないのでしょうか?