タイトル VOC
原題タイトル VOC
会社・出版社 Splotter
デザイナー J.Wiersinga, J.Douman
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「VOC」は、オランダ東インド会社設立のための商人となり、船による貿易を敢行していきます。

ボードに交易品を指定された港に配置します。
航路カードを準備し、VOCカードを除いてよく切り、最後の7枚にVOCカードを混ぜます。
自分の色の人員をプレイヤー人数に応じて取り、ボード上のスロットに置きます。
契約書を3枚めくっておき、木製の船を年代を表すラウンド表示に置きます。

ゲームは以下の流れによります。

1、契約書
契約書の山から1枚めくり、既に置かれたカードの右側に並べて置きます。
この時点で6枚あったら、もっとも左側のカードは流れてアムステルダムが行ったことになります。
このフェイズは最初のラウンドでは行われず、ここでVOCカードが出たらゲーム終了です。

2、壊血病
船が書かれた年において、スタートの港に入っていない船は船員を1人失います。各船員スロットのの一番左の船員を手元に戻します。
船員がまったくいなくなった場合、船は沈み交易品を積んだ港に戻します。

3、配置
自分の船の対応するスロットに、自分の船員を配置しなおします。
再乗船された船は、このラウンドでは出航できません。
ボード上にある航路を消します。

4、出航
船に対応する航路カードを取り、その船の一番左のスロットにある船員プレイヤーが艇長となって、ボードにある船のスタート地点から、目を閉じてペンで航路に従うように進ませます。最初はミッデルブルグの線からスタートします。
その船に船員を送り込んでいる他のプレイヤーは、その船員の回数だけ艇長のプレイヤーに指示が出せます。許される回数を越えて指示を出した場合は罰金を支払います。
もし艇長がこの距離で満足した場合は、その位置に新しいスタート地点を設けます。
艇長が船を港に入港させたら、交易品を船のスロットにある人員の順番で購入できます。各商人は1つまでしか商品をもつことは出来ません。
艇長がミッデルブルグの線にペンを戻したら、全ての人員と交易品をそのプレイヤーに戻します。
艇長が陸に侵入したら、その船は座礁しそれ以上航海できません。その船のスロットの一番左の船員は投げ出されて、プレイヤーの元に戻ります。座礁したポイントから次はスタートします。
船員が一人もいなくなった船は沈み、交易品を積んだ港に戻します。

5、売買
船をミッデルブルグに戻した場合のみ、全プレイヤーは交渉を1分間だけ許されます。
運び込まれた交易品とお金でやり取りします。
1分経った時点で、契約書の条件をみたせれば、契約書を捨て札にしてそれらをお金に交換できます。
このフェイズの終了時に、2つまでの交易品を倉庫に置くことが出来ます。

VOCのカードがめくられた時点でゲームは終了し、もっとも獲得したお金が高いプレイヤーがゲームに勝ちます。
アムステルダムがもっとも高かったら、全プレイヤーが負けます。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介