タイトル |
フォルダンプ |
原題タイトル |
Volldampf |
会社・出版社 |
TM, Winsome |
デザイナー |
M.Wallace |
プレイ人数 |
2-6人 |
対象年齢 |
10+
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プレイ時間 |
90分 |
難易度(5段階、易1<難5) |
3 |
「フォルダンプ」は、ドイツの鉄道網を建設し、物産を運搬して資金を得ていくゲームです。
最初に各プレイヤーには、10マルクと線路マーカーを受け取ります。路線カードを人数に応じて準備してよく切り、物産カードとアクションカードも山札にしておきます。
借金マーカーを脇に置き、物産マーカーをすべて袋に入れ、各都市に1つずつ置いていき、更に人数に応じた数だけ追加で物産カードを引いて配置していきます。
スタートプレイヤーと銀行を決定します。
ゲームはフェイズごとに行われます。
なお途中で貰えるアクションカードは、指定されたタイミングで使用することが可能です。
1、物産マーカー配置
物産マーカーを都市に配置していきます。
物産カードを人数に応じてめくり、その都市に物産マーカーを1個ずつ配置します。
2、路線カード
路線カードを公開します。カードは2枚もしくは3枚1組として、人数分のグループを作っていき、公開していきます。
3、借金
スタートプレイヤーから順番に借金をすることが出来ます。
借金を1つするたびに6マルクを借りることが出来ますが、毎ラウンドに利息をその借りた分だけ返さなくてはいけません。
借金の金額と現金の総量が、そのラウンドの運転資金となります。
4、順番の競り
プレイヤーは路線カードを選ぶ順番、ならびに物産を輸送する順番を競ります。
スタートプレイヤーから順番に、手持ちの金額から競りに参加していきます。基本的に場にお金を出した場合であっても、原則的に返金されません。前のプレイヤーよりも高い競りをしない/したくない場合は、パスすることが出来ます。
最初にパスをしたプレイヤーは一切お金を支払う必要がありません。その次にパスをしたプレイヤーは半額だけ支払う必要があります。それ以降のプレイヤーはパスをしても、自分が提示した額を支払わなくてはいけません。
競りでパスをした順番に、順番カードを獲得していき、このラウンドに使う路線カードのグループを場からを取っていきます。
5、路線の配置
1番のプレイヤーから順に1回ずつ、路線カードを1枚選んで、自分の線路タイルを1枚カードに指示された場所に配置します。ただし配置するためには、その路線に対してのコストを支払わなくてはいけません。
もし使えない/使いたくない路線カードは捨て札になります。また線路マーカーがない場合も配置できません。
これを路線カードの枚数だけ繰り返します。
6、物産の輸送
1番のプレイヤーから都市にある物産を2回輸送していきます。
ボード上にある物産を指定し、6路線までを用いて同じ色で書かれた都市まで運びます。このとき経由した路線の持ち主に対して、1路線につき1ポイントを得られます。
なお同じ路線マーカーや同じ都市を2度通過することは出来ません。到着したらマーカーを箱に戻します。
なお輸送を1回あきらめるたびに、アクションカードを1枚もらうことが出来ます。
7、収入
最後に各プレイヤーは収入を得ます。獲得しているプレイヤーのポイントがそのまま収入になりますが、借金マーカーの数だけ利息を払わなくてはいけません。
なお最下位プレイヤーに対して、アクションカードが1枚配られます。
次のラウンドでは、1番のプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、最初に借金の選択をすることが出来ます。
人数に応じたラウンド数を行い、現在のポイントから借金のマーカーだけ減点し、最もポイントを得ていたプレイヤーが勝ちます。
路線拡張と借金の総量が非常に重要なゲームです。また意外とアクションカードの効果が強い弱いまちまちなので、効果的に使うことが必要になります。
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