タイトル ワルドメイスター
原題タイトル Waldmeister
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー Andreas Seyfarth
プレイ人数 2-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 3
絶版

「ワルドメイスター」は森林の育成や経営を行いながら、自然を保護し環境保全を行うゲームです。公害汚染や、自然災害に耐えながら森林を育てていきます。

このゲームは季節ボードと自分の山林ボード、それにお金とある一定の成木/幼木/種、それにカードを5枚配ります。最初に植えた成木や幼木は、ボードに植えた時点で指定された数だけ被害を受けます。ゲーム開始時の季節は冬です。

手番にはカードを3枚まで裏向けに出し、出した枚数だけ季節マーカーを進めます。各季節になったら季節のイベントを行います。各季節は、春には樹木が1段階成長し、夏にはその山林に動物が移住してきて、秋には成木から収入を得ます。ただしある一定以上の被害を樹木が受けると、それらは枯れてしまい、代わりにその樹木の種がその場所に置かれます。そこに住む動物は移住させられます。
カードをプレイしたら、誰がこのカードを引くかを決めます。これは枚数分の人数を指名しなくてはいけませんが、これには自分も入っていてもいいです。また1枚だけの場合は他プレイヤーを指名し、そのプレイヤーは拒否してカードを出したプレイヤーに角をプレイさせることも出来ます。カードには損害を与えるカード、利益を与えるカード、苗木の売買、環境の改善などがあります。その後苗木を買ったり、お金を支払って環境改善を行うことが出来ます。最後にカードを5枚にして手番は終わります。

ゲームは誰かの山林が成木で埋め尽くされるか、誰かが破産するか、被害マーカーがすべての樹木に置かれた場合にゲームは終わり、樹木を得点化してもっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。

エコロジーの観点をうまく取り入れて、環境保全をうまく取り上げたゲームだと思います。実際に環境を整えていかないと、あっという間にプレイヤーの山林は禿山になってしまうことでしょう。
とにかくスタート時点のプレイボードが、いかにもっていう感じの色彩です。