タイトル ワイルドライフ
原題タイトル Wildlife
会社・出版社 Clementoni
デザイナー W.Kramer
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 3


「ワイルドライフ」は、250万年前の生存競争をテーマにしたゲームです。

ボードを広げた後、6種類の中から1つを選び自分の前に広げ、その種族のタイルを人数に応じて受け取り、成功ポイントコマ、食料チップを持ちます。
最も古い種族より成功ポイントをトラックにおいていき、15枚の特殊能力を準備します。各得点トラックに紫と白のマーカーを準備し、ワイルドライフカードを各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
開始種族を配置して、古い種族よりゲームを始めます。

各プレイヤーは以下の行動のうち、任意の順序で実行できます。
・3枚までのワイルドライフカードの使用:
3枚までのワイルドライフカードを使用できますが、うち1枚は他プレイヤーに対して競売しなくてはいけません。
カードには、種族に応じて移住や繁殖や攻撃が可能な地形カード、地形への適応力を改善する適応カード、新しい能力を獲得する能力カード、何の代わりにもなるジョーカーカード、イベントが起こるイベントカードがあります。
地形カードと適応カードは、種族の適応度に関係します。移住の段階では種族タイル1枚につき縦横に1マス移動できます。移動には自分のいる種族は0マスとみなします。繁殖の段階では種族タイルの適応した地形に配置できます。攻撃は適応する空きマスのないエリアのマスにある種族のタイルと交換が出来ます。
競売は競りで行われ、落札したプレイヤーがそのプレイヤーに食料ポイントを支払ってそのカードを実行します。

・移住:
能力に関係なく、地形の適応力のある場所に縦横に1マス移動でき、移動には自分のいる種族は0マスとみなします。

・食料の変換:
食料ポイントを3ポイントで、成功トラックを1マス進めることが出来ます。反対に成功トラックを戻すことで食料を3ポイント獲得できます。

・能力:
手番の間に1回ずつ特殊能力を行えます。能力には、1度だけ移動や攻撃などを防御できるカード、ワイルドライフカードの追加使用、成功トラックの2ポイント移動、他プレイヤー種族がいる任意のマスに入りその種族を取り除く侵略、自分の種族を移動させて種族のタイルと交換が出来る機動力です。
以上が終わったら、手札をすべて捨て10枚になるまで補充します。

プレイヤーがあるエリアの最後のマスに置いて、まだマーキングされていなければ小得点が発生します。この白いマーカーをそのエリアに置き、そのマーカーに書かれた点数が入ります。
また3つある紫色のマーカーは大得点の決定に使用されます。こちらはエリアの得点が占有状態によって点数が入り、次いで群れの大きさ、適応タイルの多さ、能力の多さ、最後に食料の多さによって点数が入ります。同点の場合は1ランク下が適応されます。

ゲームは11個の白いマーカーが配置されるか、最後の種族を置ききるとゲーム終了です。ゲーム終了時に最後の大得点が計上され、もっとも多くの成功ポイントを持つプレイヤーが勝ちます。

競りによる食料マネジメント、能力の購買などがゲームを分けると思います。わしのイラストは始祖鳥にしか見えません。