タイトル ウィリー
原題タイトル Willi
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー G.Burkhardt
プレイ人数 3-4人
対象年齢 8+
プレイ時間 20分
難易度(5段階、易1<難5) 3


「ウィリー」はかなり入り組んだトリックテイキングゲームです。

最初に得点カードを3種類に分け、数字カードを各プレイヤーに9枚配ります。プレイヤーはこのラウンドで不必要な1枚を捨てて、ゲームが始まります。

基本的に最初のプレイヤー/直前のトリックで勝ったプレイヤーからカードをプレイし、後のプレイヤーはそれにフォローしますが、通常のトリックテイキングのように色だけでなく、数字でもフォローできます。またその色がない場合はどのカードでも出せます。
トリックは、色は関係なくもっとも小さいカードをプレイしたプレイヤーが勝ちます。ただしトリックにおいて最後にプレイするプレイヤーでなければ、トリックごとに誰でも1人だけ、手番でカードを出すときに「ウィリー」宣言をしてこのトリックを取ることが出来ます。
なおいかなる方法においても、このゲームでは1ラウンドに各プレイヤーは、2回のトリックを取ることになっていますので、2トリック取ってしまったら、そのプレイヤーの出したカードはどんなカードでも負け扱いになります。
トリックを取ったら、トリックに含まれているカードと同じ色の手札のカードを1枚交換することが出来ます。これによってトリックで取ったカードの合計点数を変化させます。

すべてのプレイヤーが2トリック取ったら点数を調べます。もっとも高い合計のプレイヤーに3点、最も低ければ2点、2番目に高ければ1点です。なお同点になってしまったら、両者とも点はありません。
これをスタートプレイヤーを持ちまわりで8ラウンド行い、もっとも点数が高いプレイヤーの勝ちです。

獲得トリックの合計をうまく調整して、狙って行くことが必要です。
かなり入り組んでいるトリックテイキングですが、それほどめちゃめちゃ難しくはないでしょう。
決して昔ポッカから出ていた、まずいジュースではありません。