タイトル ボンガル
原題タイトル Wongar
会社・出版社 Goldsieber
デザイナー A.R.Moon, R.Borg
プレイ人数 3-8人
対象年齢 --
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「ボンガル」は、オーストラリアの先住民族アボリジニの聖地で行われる儀式をテーマにしたゲームです。

準備として各プレイヤーは自分の色の駒を受け取り、ボード上にあるエリアに対応したカードをそれぞれよく混ぜて山札にし、一番上を表向けます。またゲームの進行状況を示すさそりマーカーを配置します。
各プレイヤーは自分の駒から各種4つずつよく混ぜて、各エリアに人数に応じた数分だけを、順番に1個ずつ引いて配置して行きます。さらに儀式カードをよく混ぜて、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。最初はポイントマーカーで順番を決定し、同時にブーメランを持つ先祖、ならびに長老の駒の所有者を決めます。

各ラウンドの前に先祖ゴマを持つプレイヤーが、エリアカードをめくって行きます。この時にさそりカードが出たらさそりの処理を行います。長老ゴマを持っているプレイヤーはここで儀式カードを1枚引けます。先祖コマを持つプレイヤーから順番が行われます。

手番プレイヤーは表向けられたカードをどれか1枚取って、その指示に従います。カードの指示には、各種の自分のコマを3個まで配置できるもの(配置しなかった数はかわりに儀式カードを引けます)、長老や先祖のコマを獲得した後にそれらを移動させセレモニーにて点数を獲得するもの、儀式カードを得るなどの行動を取れます。

エリアカードにしろ儀式カードにしろ、さそりをめくったらさそりマーカーを前進させ、自分の順位に応じた点数が減らされます。儀式カードから2枚目のさそりをめくったら、儀式カードの山を作りなおします。

セレモニーは長老や先祖のコマを獲得した場合に、移動させた場所にて行われます。少なくとも自分の色のコマが置かれてないと参加できません。儀式カードは順番に1枚ずつ出していき、これによってそのエリアの各種のコマの増減が行えます。パスをするかそのエリアにプレイヤーのコマが無くなったら脱落し、誰もカードプレイしなくなるまで続けられます。最終的にそのエリアでの各種類のコマでもっとも多い数のプレイヤーのみ、さそりマーカーで示された点数が入ります。

このように手番を行いラウンドを繰り返し、さそりマーカーが最後まで進むか、どこかのエリアカードがなくなったらゲーム終了です。各プレイヤーの持つエリアカードに書かれたコマの各印で、もっとも多いプレイヤーごとに8点を得ます。点数を合計し、最も高いプレイヤーが勝ちます。

箱絵やボードは無気味に思えますが、様々な方法で点数を取れるゲームです。