タイトル |
ワイアット・アープ |
原題タイトル |
Wyatt Earp |
会社・出版社 |
Alea |
デザイナー |
R.Borg, M.Fitzgerald |
プレイ人数 |
2-4人 |
対象年齢 |
12+ |
プレイ時間 |
60分 |
難易度(5段階、易1<難5) |
3 |
2001年4位
「ワイアット・アープ」は、保安官となり悪漢たちを追い詰めて逮捕し、賞金を稼ぐゲームです。
指名手配の似顔絵を並べ、その上に$1000を置きます。残りのお金は中央に置きます。さらに各プレイヤーにチャートとカードを10枚ずつ配り、カードの残りは山札にし、山札から1枚めくります。
手番になったら、以下の行動を行います。
最初に山札から2枚引くか、捨て札の1番上から1枚引くかします。山札が無くなったら捨て札をよく混ぜて山札を作ります。山札が2回尽きるとこのラウンドは終わります。
手番には、何枚かの悪漢のカードと、1枚のみ保安官カードをプレイできます。
悪漢は最初にプレイされるときには、3枚以上のセットを構成しなくてはいけませんが、その種類の悪漢カードをそれ以降プレイする場合は、1枚からでもプレイできます。悪漢カードをプレイした際には、その似顔絵の上に(出した枚数-1)x1000と同じだけの賞金が置かれます。出された悪漢カードは、人物ごとに分けてプレイヤーの前に並べておき、自分が持つ悪漢のポイントを表示します。
この悪漢ポイントの順位とその悪漢に置かれた賞金が、後にもらえる賞金に関わってきます。
保安官カードは、悪漢の種類のものと保安官マークのみのものがあります。悪漢の種類のものは、出された悪漢と同じ列に同様に並べておきます。保安官マークのみのものは使用したらその効果を発揮します。これらの保安官カードにて、自分や他プレイヤーの持つ悪漢のポイントを上下させたり、賞金を上げたり、山札や場にあるカードを獲得したりできます。
なお保安官カードには、成功判定の必要なものがあり、それはカードをめくって、悪漢カードにある命中マークが出れば判定が成功します。
手番の最後には、必ずカードを1枚捨てなくてはいけません。手札を無くせば上がることになります。
誰かが手札を無くすか、山札が2回回りきったら、そのラウンドは終了します。各悪漢について、全員でその悪漢ポイントが8以上ないと捕らえることは出来ません。また捕らえられる悪漢について、その悪漢のポイントが最高点から5ポイント以上離されていると足きりされています。
捕らえた各悪漢ごとに、最高のポイントを得たプレイヤーへその悪漢の上に置かれた賞金から$2000が分配され、その後に悪漢ポイントの順位に応じて$1000ごと分配され、分配ができなくなるまで配ります。
すべての捕らえた悪漢の賞金が分配されたあと、誰かが$25000以上稼いでいなければ、次のラウンドが始まります。
$25000以上稼いだプレイヤーがいればゲームは終了し、もっとも高い賞金を得たプレイヤーが勝ちます。
このゲームは「ミステリーラミー:ジャック・ザ・リッパー」のシステムを応用していますが、これは推理ゲームではなく、賞金を稼ぐゲームにうまく変えてあります。
ラミーの風味を残しつつも、保安官カードで悪漢ポイントを稼ぐなどさまざまなシチュエーションが入っているので、逆転もしやすいのでエキサイトできるかと思います。
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