タイトル ゾフ・イン・ズー、フランク・ズー
原題タイトル Zoff im zoo, Frank's zoo
会社・出版社 Doris & Frank, Rio Grande
デザイナー D.Matthaus & F.Nestel
プレイ人数 3人-7人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2000年ノミネート
2000年2位
2000年10位

「ゾフ・イン・ズー」は、動物の階級をうまくアレンジした、大貧民ライクのゲームです。

カードには動物と、その動物が負ける動物が囲みに書かれています。基本的に毎ラウンドはカードを各プレイヤーに配りきります。
配った左隣のプレイヤーから最初のトリックのスタートプレイヤーになります。

各トリックはスタートプレイヤーが動物カードを出すことで始まります。
複数枚のカードをプレイする場合は、ジョーカーや蚊のカードを含める特殊な場合を除いて、同じ動物でなくてはいけません。また出されたカードに勝てるカード、または同じ動物でも枚数が多くなるようなカードでなくてはいけません。
なお蚊は象カードと一緒に出すことによって象のカードに化けることが出来、カメレオンは単純にワイルドカードです。
出せるカードがないか、出したくない場合はパスか出来ます。

動物のランクの強弱関係は結構入り組んでいますので、説明は割愛します。出てくる動物は以下の通りです。
クジラ、ゾウ、ワニ、シロクマ、ライオン、アザラシ、キツネ、大魚、ハリネズミ、小魚、ネズミ、蚊、それにワイルドのカメレオン。

最後に出したカードですべてのプレイヤーがパスした場合、1トリックが終了し、このトリックで出されたカードをすべて取って、次のトリックのスタートプレイヤーになります。
手札を出しきったプレイヤーは勝ちぬけします。誰か最後まで手札が残った時点でラウンド終了し、順番に応じて点数が入ります。なおビリには点数は入りません。
次のラウンドのスタートプレイヤーは、前のラウンドのビリのプレイヤーです。

これを2人以上が19点以上獲得するまで続け、最も得点の高いプレイヤーが勝ちです。

なおペア戦の場合は、現在の順位に応じて暫定的なペアを組みます。ペア同士で各ラウンドの前に2枚のカード交換が出来ます。またゲーム中、順位によってはパートナーの出したカードに援助のカードを出してもらうことが出来ます。これは順位によってペアがどんどん変わっていきます。

個人的にはペア戦のほうが面白いと思います。