| タイトル | ズーシム、楽しい動物園 |
| 原題タイトル | Zoosim, O zoo le mio |
| 会社・出版社 | Cwali, Zoch |
| デザイナー | C.V.Moorsel |
| プレイ人数 | 3人-4人 |
| 対象年齢 | 10+ |
| プレイ時間 | 60分 |
| 難易度（5段階、易1<難5） | 3 |
「ズーシム」は、動物園の支配人となり、5シーズンの間に来園者に喜ばれるような動物園を作るために、施設を競っていきます。
プレイヤーは最初に動物園の入り口を受け取り組み立て、8枚のコインを受け取ります。
来園者コマをテーブルに準備し、各動物園の旗を適当な順番に並べます。
25枚の動物園タイルをよく混ぜます。
各シーズンには、表向きに置かれた5つの動物園タイルをそれぞれ1枚ずつ競っていきます。動物タイルには、5種類の動物、道、樹木が書かれています。
各プレイヤーは秘密裏にコインを何枚使うか決め、全員決まったところで公開します。最も多くコインを使ったプレイヤーが、そのコインを支払って動物園タイルをつなげていきます。もし同点ならば旗が上位のプレイヤーが獲得しますが、そのプレイヤーの旗は一番下になります。
動物園タイルを獲得したプレイヤーは、動物園の入り口から道がつながるように置かなくてはいけません。
動物園タイルを置く際に、動物のエリアがつながるように置くか、道がループするように置くことで点数が入る可能性があります。
5種類ある動物のエリアの価値が高いプレイヤーには、来園者コマをその動物のエリアに2つ置かれます。また2番目に価値が高いプレイヤーには来園者コマをその動物のエリアに1つ置かれます。
また樹木の本数も、最も多いプレイヤーに来場者が2人、次に多いプレイヤーに来場者が1人置かれます。
動物と樹木の来場者は、価値が変わるたびに判定を行います。また最初に動物や樹木に来場者が置かれる場合は、来場者コマは1個となります。途中で価値を逆転された場合は、置かれた来場者コマは動物ならびに樹木から離れます。なお同数の場合は後から完成したエリアが優先されます。
道がループした際には、その輪の真ん中に来園者コマが1個寝転びます。
これを5ラウンド行うと1シーズンが終了します。
まずは各プレイヤーが、シーズン終了時の来場者コマの数を数え、それに現在のシーズンの数を掛け合わせたものが得点になります。持っているコインは点数になりません。
また置かれた動物園タイルの枚数だけ、新たにコインが補充されます。
5シーズン行い、もっとも点数の高いプレイヤーがゲームに勝ちます。
動物園タイルは意外とトリッキーなので、エリアにうまく置けるように間違えないように並べないといけません。非常に優れた競りとパズル性のかみ合ったゲームです。
初版のクワリ版
新版の楽しい動物園