ジンラミー

ジンラミー
Gin Rummy("Playing cards 52"/E.T.Baker)
30min. 2players

ジンラミーとは?

「ジンラミー」は、2人用の優れた駆け引きのあるゲームです。

映画「007ゴールドフィンガー」の冒頭で遊んでいるトランプゲームです。ジン上がりのボーナス点か、アンダーノックを狙いに行くかなどの駆け引きが、結構このゲームを熱くさせます。

ジンラミーのルール

人数:
2人
カード:
ノーマルデック
ディール:
1枚ずつ10枚配る、その後1枚山札から表向ける(ターンアップ)。
ゲームの基本システム:
常に手札は10枚。
3枚以上のグループ(同位札)かシークエンス(同じスートでの連続数字)がセットとなり、基本的にこれをいくつか作っていく。手札よりセットからあぶれた端札を、カード点で10以下にすると上がりを宣言できる。ゲーム点で100点先取。
カードのランクはK>Q>J>T>9>8>7>6>5>4>3>2>A。
なおカード点はAは1、2-9はその数字、10と絵札は10。

ターンアップカードの処理:
最初に表向きになったカードの処遇を決定する。ディーラーでない方からこのカードを取るかを決め、取るならこの札の代わりに手札より何かいらないカードを1枚捨てる。取らなかったら今度はディーラーの方がこれを取るか決める。取るならそれを取り代わりにいらない1枚を捨てる。双方とも取らない場合のみ伏せてある山札をディーラーでない方が1枚引く。

プレイ:
自分の順番には、山札か直前に相手に捨てられた札のどちらかを1枚引いて、そのかわりいらない札を1枚捨てる。ゲームの目的は3枚以上のグループ(数字が同じ)かシークエンス(スートが同じで連続数字)をセットとして揃えていき、そろっていない端札をカード点で10以下にして上がりを目指す(セットでそろっているものは何組でもよい)。

上がり:
どちらかの端札がカード点で10以下になったら、上がり宣言(ノック)が出来る。
もし上がり宣言(ノック)をしたら、どちらも手札を公開する。上がった相手は端札のカード点を公表し、上がられた側は相手のグループかシークエンスにくっつく端札があればそれを処理した後で端札のカード点を調べる。
ノックした方の端札のカード点が少なかったらその差が上がったほうの得点となる。もし端札のカード点がノックした側が同じか多かったら”アンダーノック”といい、上がられた側にその差プラス25点を加える。ただしノックした方が端札が無かった場合は”ジン”となり、その差にボーナス25点を加算する。
ディーラーを交互に行い、先に100点に届いた方が勝ち。

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