タイトル 宝石商
原題タイトル Edel, Stein and Reich
会社・出版社 alea
デザイナー R.Staupe
プレイ人数 3人−5人
対象年齢 9+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2003年ノミネート
2003年2位


「宝石商」は、世界の宝石商を飛び回り、3回のステージでより多くのお金を集めます。

各プレイヤーはアクションカードの1組、宝石を4色各3個ずつ持ちます。
残りのお金、イベントカード、宝石カードは分けておき、カードはよく切っておきます。残った宝石は色ごとに分けます。

このゲームは3回のステージがあり、1ステージは人数で定められたラウンドをこなしていきます。
各プレイヤーは以下の手順で、順番にラウンドを行います。

1、宝石カードを引く
各プレイヤーは宝石カードの山札から、1枚ずつカードをめくって手前に置きます。

2、イベントカードをめくる
イベントカードの1番上をめくり、横に置きます。

3、アクションカード
アクションカードの中からどれか1枚を各プレイヤーは選びます。
アクションカードには、自分の宝石カードに書かれたお金を得るもの、自分の宝石カードに書かれた宝石を得るもの、イベントカードを獲得するもの、5人プレイに限って任意の宝石を得るものがあります。

4、アクションカードの公開
全員同時にアクションカードを公開します。
このとき自分1人だけ選んでいたら、その行動を行えます。
その行動を3人以上選んでいたら、その行動は無効になります。
2人が選んでいたら、その行動権を獲得するために交渉を行います。交渉は宝石の提示で行われ、片方がその提示で納得した場合にその宝石を獲得し、提示したほうはその行動を行えます。相手の宝石の提示を不服とする場合、宝石の個数を増やすか、含まれる宝石の価値をあげるかして、提示をやり返さなくてはいけません。
イベントカードの行動を取る場合、即時と書かれたカードならばその指示に従います。決算時とあれば手元に持って置きます。

ラウンドが終了したら、アクションカードを手札に戻し、自分の場にある宝石カードを捨て札にします。
これらを人数で定められたラウンドを行ったら、各ステージの得点計算です。
各宝石で最も多く持っているプレイヤーにボーナスが与えられます。また最多タイならば人数で頭割りされます。またイベントカードで宝石の得点が補正されます。
得点計算が終わった宝石でもっとも多く持っているプレイヤーは、その半分を場に返します。最多タイなら2個ずつ返します。
最後にイベントカードの鑑定書の枚数を比べ、最も多いプレイヤーと2番目に多いプレイヤーにボーナス点が入り、鑑定書をすべて捨て札にします。

ステージが終われば、宝石カードとイベントカードをそれぞれ再びよく切ります。
また、ある宝石5個以下しかない場合は、その種類の宝石を各プレイヤーは1個ずつ捨てます。

3回得点計算したのち、最もお金を得たプレイヤーの勝ちです。
同点ならば、価値の高い宝石をより多く持つプレイヤーが勝ちます。

バザリのリメイクですが、イベントカードで宝石の集め方などが新しい要素になっています。5人プレイが斬新かもしれません。

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